どうすれば頭がよくなりますか? 13歳からの進路脳

  • 世界文化社 (2011年2月1日発売)
3.84
  • (5)
  • (12)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 114
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784418112005

みんなの感想まとめ

根源的な問いに向き合うこの作品は、勉強や恋愛の意義を探求し、特に中学生に向けて書かれていますが、大人になった今でも多くの人に響く内容です。著者の茂木健一郎は、豊富な知識をわかりやすく伝えることで、読者...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 熱い本だった。13歳の子どもたち用に書かれた本だったけれど、大人になった今でも読んでよかったと思う。なぜ勉強しなければならないのか?なぜ恋愛するのか?など根源的な問題に茂木さんが一生懸命考えた答えが書かれてあったのが印象的だった。茂木さんも悩んでこられたんだ!と元気をもらった。

  • 初めて茂木健一郎の著書を読んだが、彼の膨大な知識量にまず驚かされた。しかもそれをわかりやすく説明しているのですごかった。内容も自分にとってすごく刺さる言葉が多かった。「生きている」という実感を得たい。

  • 何のために勉強するんですか?人はなぜ恋をするのですか?
    脳科学者・茂木健一郎が現役中学生の悩みに答えます。
    「アルデンテになって、この世界を生き抜け」ってどういうことなのかな?(kei)

  • こどもに読んでほしいと思う本。

  • 中学生に向けた啓発本。よく受けた質問に対しての回答。柔軟さと芯を持った人間になるため勉強しよう、何のためにと考えずひたすら勉強する、生きてみる、ドーパミンが出る強化学習をしよう、メタ認知で大きな視点で自分を見る、ガラパコス化する日本の問題、英語もできた方がいい、第二の明治維新、偶有性の海に飛び込め。

  • 図書館のYA本コーナーにありました。
    大人の私が食いつく内容でしたが、子供にも読んでほしいと思います。

  • 読了。中学生に向けて、勉強は大事だと説いた本。共感できることが、たくさんあり、自分が、13歳の頃にこの本を読んでいたらと思うが、たぶん読まなかったと思う。中学の頃の自分を振り返ると、活字の本は、(勉強している)=(仕事している)との気持ちがあった。勉強が大事だと思うのは、仕事に就いてからでないと、なかなか、わからないのではと思う。娘も読めばと思うが、たぶん、親から薦めらると読む気が無くなる年頃である。思春期難しいなと思った。

  • 娘がもう少し成長して、思春期を迎えた時にどうかなと思い、読んでみました。
    さすが茂木先生。上手く書かれているし、13歳に受け止めてもらうにはどうしたらいいかを、しっかり考えてらっしゃると感じました。
    いつか娘にプレゼントしようかな。

  • 文句なしの一冊。
    タイトルに惹かれて借りましたが、それ以上のことを教えてくれました。

    いろんなことに興味がわいてきます!

  • 「何のために勉強するのか」「英語は話せた方がいいのか」「東大に行くといい人生が送れるのか」など、中学生の質問に著者が答える。
    自身の経験と脳研究者としての知識をベースにした著者ならではの回答がおもしろい。

    「どうすれば頭が良くなるのか?」という質問に対しても、脳の報償系の話などを分かりやすく書いている。

    「何のために勉強するのか」「どうすれば頭が良くなるのか?」こういった類の質問に対する万人向けの答えはないのだろうが、著者の答えがヒットする人が多いのではないだろうか。

    『中学時代というのものは、自分自身を振り返っても、一生のなかでもっとも密度が濃く、そして鮮烈な日々で合ったと思う。何しろ、自分の居場所が分からない。自分の存在を持てあましている。これからどうなってしまうのか、いっこうにわからない。大人たちを見れば、何だか反発したくなってくる。そんな中で、どうすればいいのだろうという気持ちばかりが高まっていく』と著者は書いている。

    僕自身の中学時代は、著者が言うように密度が濃かっただろうか。
    何か得体の知れない物に包み込まれそうな不安や焦燥は感じていたように思うが。

  • 「人間として成長する」ってどういうこと?

    子どもはただ身体的に大きくなるだけで「大きくなったなあ」と褒められるもの。いつしかその成長が止まって褒める人はなくなり、「成長」の言葉は違う意味を持つようになります。

    そこで登場するのが、「人間としての成長」の言葉です。社会人としての“成長”、男として・女としての“成長”。いったいそれってどういう意味? どうしたら、“成長”できるの? と思ったこと、誰しもあることでしょう。

    この疑問に、脳科学者・茂木健一郎先生は――。

     * * *

    何事にも自分の見方や考え方ばかり拘泥(こうでい)してしまうと、本来の姿を見失ってしまうものだ。

    自分の親であれ、自分と親との関係であれ、一歩引いてみると、見えてくるものもある。物理的にも精神的にも距離を置いて見ることができるようになることが、分離のプロセスで大切なポイントだ。そもそも成長するってことは、今いるところから一歩外に踏み出してみることだった。

    古い自分を脱ぎ捨て、新しい世界に踏み込む。親子関係や家庭だけではなく、成長するにつれ、自分が関わる環境や社会がどんどん大きくなっていく。

    自分がおかれている環境や場所から一歩外に出て、顧みるというのは、成長過程でとても大事だ。離れれば離れるほど、視野が広がり、見えてくるものも変わる。自分自身の姿だけではなく、自分を取り巻く人間関係や、社会、文化というものも、見えてくることだろう。

    それはある意味、社会的、文化的な「メタ認知」だ。

    「メタ認知」とは、自分のことをあたかも外から観察しているかのように認識する能力のことだ。これは単純なようでいて脳のとても高度な能力だ。たとえば鏡を見てそこに映っているのが自分だとわかるのが、このメタ認知。自分の姿を外から見て、鏡に映っている像と自分が同じだと認識する能力だ。自分が自分であることを認識すると同時に、他者の視点に立って、自分を理解する能力でもある。これは他者と生きていく上で、欠くことのできない能力だ。

    アインシュタインは「人間の価値は自分自身からどれだけ解放されているかによって決まる(Human value depends on liberation from the self)」と言ったが、この「自分自身からどれだけ解放されているか」とは、まさにメタ認知のことだ。人はいかにメタ認知できるかで、人間としての成長度、人格の成熟度が決まるのだ。

    ~『どうすれば頭がよくなりますか?』(茂木健一郎)より

     * * *

    社会人になると「物事を俯瞰(ふかん)で見なさい」「視野を広くもちなさい」と言われます。それは、「今いるところから一歩外に踏み出す」≒“成長”するための現状認識と目的地確認を行いなさい、ということなのかもしれません。とすれば、理論的には同じところにとどまっていることは、「現状維持」に力を費やすだけで、成長がないことになります。

    2012年はまだ始まったばかりです。あなたは今年をどんな年にしますか。変化を避けて現状維持にするのも、ひとつの選択でしょう。そうではない選択肢を選ぶとすれば、改めて視野を広くもち、まわりを確認して、行動するときがやってきたようです。



    -------
    「人はなぜ恋をするのか? 茂木健一郎氏が語る」

    どれほど多くの人が、この問いを胸に抱き続けてきたことでしょうか。よもや解説はいりますまい。気になるその答えをいざ!

     * * *

    恋はまぼろし、愛はレッスン。

    こう言うと身も蓋(フタ)もないように聞こえるかもしれないが、恋というものは、何の根拠もない、人間の脳がつくり出した「幻想」でしかない。

    この世に愛という元素があるわけではないし、恋という物質があるわけでもない。「好き」という感情も恋心も何もかも、脳がつくり出したまぼろし。でも、まぼろしだからこそ、人間にとってはとても大切なんだ。

    なぜなら人間には心があるからだ。

    何かをきれいだな、素敵だなと感じたり、サッカー選手の活躍を見て「ああいう選手になりたい」と思うことも幻想、おしゃれしてみたり、背伸びしてみる、あるいは名誉とか権威とかに憧れたり、何かを手に入れたい、欲しいと望むのだって幻想だ。ある意味、この世のすべてが幻想だっていうことができる。

    むしろ脳はそういった幻想によって世の中を見ているし、だからこそ幻想を必要としている。なかでも恋愛には相手がいて、自分の努力だけではどうにもならない現実があるから、最大の幻想だといえる。相手にも自分と同じように心があり、しかも自分の心と相手の心は異なる。相手が何を考え、感じ、思うかは相手まかせ。その点で、恋愛は幻想力を鍛えるにはもってこいの教材だ。

    だいたい、どんな人を好きになってしまうかというと、人間の脳は貪欲(どんよく)だから、この人といると自分が成長できるという人を好きになる。つまり、相手が自分にないものを持っているわけだから、ある意味、両想いになるって宝くじに当たるようなもの。

    かといって、相違点ばかりでも好きにはならない。共感できる点がなければ、一緒にいて心地よくないからだ。共感できるところと未知の部分が入り混じった人、それが理想の恋人だ。

    好きになるポイントの一つが相違点であれば、相手が自分と同じように自分を好きでいてくれるとは限らない。どんなに努力したって、好きになってくれないものは、好きになってくれない。自分が頑張ればいい、ってものでもないんだ。

    好きになってしまうのは、本人にはどうすることもできない心の化学反応。

    自分が好きになってしまうのも、相手が自分を好きになってくれないのも、どうしようもない。努力すれば何とかなると思うのは、「ストーカー」への道である。

    恋愛は不条理(ふじょうり)以外の何ものでもない。

    でもだからこそ世の中とはどういうものかを知る、手ごわい教材なのかもしれない。世の中どうにもならないことがあって、諦(あきら)めなければならないことがあるということを。

  • 現代を生きるために必要なことを教えてくれた。
    何を選ぶことが大切かを、脳科学の視点から捉えた本。

  • タイムプレッシャー法
    集中
    恋愛は不条理以外の何ものでもない

    おもしろくよめました
    でも13歳当時じゃこれはきっと読めなかったな自分は

  • 13歳の時読みたかった。いや、いまからでも遅くはない!

  • 15/モ
    何のために勉強するんですか?なぜ恋をするのですか?東大に行くといい人生が送れますか?
    中学生600人の悩みに茂木健一郎が答える

  • 出会ってほしい本を読まなきゃ。

全16件中 1 - 16件を表示

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

茂木健一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×