- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418113187
感想・レビュー・書評
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「放射能」とは何なのか、何も知らなかった自分にとっては衝撃的な本です。
ですが、2011年の東北地震・原発事故が起こってからは、日本だけでなく世界中のどこにいても無視できる問題ではなくなってしまいました。
もっと早くからチェルノブイリについて知っておくべきだったと思います。
そして、子供たちを被爆から守るために親として出来ることを知識として頂き、チェルノブイリの経験をこの本を通して生かしていきたいと思います。
この本には放射能について詳しく書かれており、汚染している可能性のある食べ物をどのように調理すれば良いかが詳しく載っています。
放射能に関してのお話ではとても信頼のおける、京都大学原子炉実験所の助教をしてらっしゃる今中哲二さん監修です。 -
チェルノブイリ原子力発電事故で放射能汚染にあったベラルーシ人のためにベルラド放射能安全研究所が刊行した本を日本語化したもの。放射能汚染問題をわかりやすい言葉で説明している良書。
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チェルノブイリ原発事故の後にベラルーシで発行された、被爆から自分と子どもを守るための教科書みたいな本。初心者にも分かりやすい。原発事故後にウクライナで取り組んでいることや、内部被曝を最小にするために食材をどのように調理したら良いかなどが載っていてためになる。ベラルーシでは中学生になると授業で放射能について勉強し、大学の一般教養にも放射能の講座がある。日本人も見習わなければならないと思った。
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先行研究があるのに、日本で一般的に紹介されないのはなぜなのか?日本の杜撰な基準値などについても、日本人ももっと敏感になるべき。国は福島で被災し、避難した人が可哀想だから隠す、ではなく、福島で被災した人や、その周囲に住む人を、放射能から守る知恵を与えるべき。感情と理屈をごちゃまぜにしていたせいで被害が大きくなった第二次大戦の反省は、こういうところにもしっかり反映させないと。放射能の被害は次の世代にも尾を引く。だからこそ、内部被曝しないための知識はもっと共有する必要がある。
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わかりやすく放射能から体を守る方法書いてある。
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放射能による内部被曝から身を守る術を紹介した本です。目に見えない放射能の恐怖について解りやすく解説してあるので、放射能に対する漠然とした不安の気持ちが少し整理できたように思います。食材の調理法を変えるだけで放射能を随分と減らすことができるなど、すぐに実践したい生活の知恵が書いてあります。
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震災以後、原発や放射能についてヒステリー的な反応にうんざりしているが、その反面自分は実際に放射能についての基本的な知識もない。
それでは安心とか不安とかの判断もできないと言う思いと、それを踏まえて、自分の生活する上で注意すべき知りたいと思い読んだ。
チェルノブイリ事故後の住民の健康状況について調査した結果から判明したことを中心に書かれているので、いたずらに不安を煽るわけでも、逆にやたらと安心だと強調するわけでもないので、そういう意味では科学的でバランスのとれた話だと感じた。
しかし閾値の箇所はについては、かなり個人的な見解を述べているので、その点が非常に残念に感じた。
食事で気を付ける事
・放射性セシウムは水に溶けやすく、油脂類とは結合しない。
つまり、食べる前によく洗う事で、表面に付着した放射能を落とす事で
半分以下に減らせる。
・キャベツなどは表面の3,4枚を捨てる。
40分の1に減らせる。
内部被ばくをした場合の対処方法。
ペクチン剤を摂取する。
ペクチン剤の陰イオンを持っているので、
陽イオンを持っているセシウムとくっつき、
最終的に尿や便と共に体外に排出される。
ベラルーシで3,4週間の連続摂取で90%まで
体内放射能を減らせた実績が紹介されている。 -
チェルノブイリ原発事故で被害を受けたベラルーシの人に向けた本を翻訳したもの。野菜を食べるとき、乳製品を食べるときなどの簡単な放射能の減らし方が載っていて、ハンドブックのような感じでさっと読めました。
「食品はよく水で洗う」など基本的なことが多いですが、実際に放射能汚染に苦しむ地域の経験を踏まえているので説得力があります。
https://www.greenpeace.org/ja...
https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/07/23/9618/