- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418125005
作品紹介・あらすじ
存在は、つねに外見から判断されるものでしょうか?ものごとは、しばしば外見で判断されます。言葉やしぐさによって、ひとは他者の考えや感情を知ります。感じることも使うこともできないなら、ものごとはわたしたちにとって現実味をもたないのです。たとえば、パンクしたボールはボールといえるでしょうか?外見はときにひとをあざむきます。外見はそれがこうだろうと思わせるものとはまったく一致しないこともあるのです。わたしはごく小さな胚としてこの世に誕生し、やがて成長して大人になり、最後には灰になってしまいます。どれがほんとうのわたしなのか、どうすれば知ることができるのでしょうか?-。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
対立概念で全て人形の写真で描く哲学の入門書である。図や絵で見る哲学という本は哲学者の考えを単にイラストにしただけであり、どのように考えてほしいかということは一切述べていない。
しかしこの本はすべて問題提起で読んだ人に考えさせるようにしているので、哲学を考えるあるいは書くためには必読本である。 -
何種類かの反対語が挙げられ、考える手がかりが示されている。
ふわっとした文章が添えられているだけなので、気合を入れて読むと肩透かしになりそうだが、思考の準備体操として良さそう。
絵も可愛らしくてとっつきやすい。 -
目次
一と多を考える
有限と無限を考える
存在と外見を考える
自由と必然を考える
理性と情動を考える
自然と文化を考える
時間と永遠を考える
わたしと他者を考える
肉体と精神を考える
能動的と受動的を考える
客観的と主観的を考える
原因と結果を考える -
可愛らしい、そしてスタイリッシュです。イラストが難しい内容の大きな手助けになっています。答えの無い問いかけは頭が痛くなってしまうので私はほどほどに考えましたが、意識してない事を投げかけられるのは面白かったです。他のシリーズも読んでみようかと思いました。カラフル。
-
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:100||B
資料ID:95120675 -
feelにて。
これCGなん? わからん。すげえ
結構、うんうんそうだよねみたいに共感したかも。
おれなんてなんてちっぽけな存在。 -
シリーズ第1作
一と多を考える。有限と無限を考える。存在と外見。自然と必然。理性と情動。・・・それぞれを3ステップで考えて行きます。 -
絵本も好きな自分には、たまらない1冊でした。今回、すっと読んでしまいましたが次回ゆっくり読む予定。