- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418125043
作品紹介・あらすじ
よしもとばなな、ハワイに恋するエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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本場ハワイ(いわゆる観光地でない所)でフラダンスを8年間習い続けながら、折に付けプライベートや仕事でハワイの島々を訪れている、作家のよしもとばななさん。長きに渡る、彼女のハワイへの想いや成長し変化を遂げる家族や友達への思いが、この一冊には込められています。「懐の深い心地よい場所」である、ハワイにずっと恋してることは、日本を振り返ることにつながり、小さい頃に感じていた世界に恋する気持ちを思い出させてくれるのだとか。 ハワイと両思いになったと断言している彼女の文章はとても心地良かったです。時計では刻めない時間に身を置く感覚とでもいうのでしょうか。自然体のばななさんの瑞々しい透明感がこちらにも浸透してくるよう。さらに、ハワイ在住の親友である潮千穂さんが撮っている写真は、添えられたというには勿体無い程に、先の世界観が写し出されていて、とても魅力的でした。やはり、ハワイには目に見えない神秘の神々が宿っているのかも♪
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ばななさんのエッセイは、まわりの人のエピソードがたくさんで賛否両論だけど、私は好きです。あたたかな人たちと過ごす、あたたかい場所。20代のころ、何度か私も足を運んだあの空気にもう一度触れたくなりました。写真がとっても素敵です。
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なんとなく、この人の本好きじゃないだろうなって思ってて読んだ事がなかった
と思ったら、本を読んでる最中に前にこの人の本読んだかも…って気がしてきて(笑)
で、そんな気は当たってて^^;
「まぼろしハワイ」って本を読んだことがあるみたい
たぶんmixiに感想書いてるはずだから、あとで探してみよう!
とゆーわけで、本読んでるうちにハワイに行きたくなったから
悪くはないと思うんだけど
やっぱりこの人あんまり好きじゃない…
巻末の写真見て、あーこういう顔してるんだ!
…納得(笑) -
すでに長くフラを続け、ハワイに恋をし続ける著者のエッセイ。行きたいなぁと素直に思う。それにしても、当然過ぎるほど当然だけど、3.11というのは日本人にとってあまりにも大きなことだった。夢のような、天国のようなハワイを描く本作の中にもやはりそれは影響している。別の媒体で著者が、放射能を心配し過ぎるより精神的に幸せに暮らせるよう努力すべきだというような意味のことを書いていたのを否定的に読んだことがあったけど、彼女の気持ちが少し理解できた気がする。
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写真がステキ!
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ハワイの光に包まれた、海や花の写真が綺麗。文章のかんじ、人生の一瞬一瞬は何気なくとも後からきらめく。素敵な時間を重ねていきたいと思える本。
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ただのスピリチュアルな戯言をひたすら聞かされてる感じで、感情移入もできずでつまらなすぎて、ビックリした。
キッチンはあんなに素晴らしい話なのに…。 -
分厚くはない本のなかに、たいせつにしたいおもいや言葉が、たくさん詰まっていた。
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さっくり読了。
さわやかな風が吹く日曜日の午後に
ふさわしい本だった。
ハワイに行きたくなってきたなぁ。