天気の名前 ビジュアル気象歳時記

  • 世界文化社 (2013年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784418132188

感想・レビュー・書評

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  • これは素晴らしい。
    図書館で「天気」をテーマにして紹介されていたものの一つ。狐の嫁入り、虎が雨、逃げ水、鰯雲、雁渡し、時雨、、、、沢山の天気の名前が紹介されていました。

    今まで読んだ天気の本は、写真と一緒に名前の由来となぜその事象が起こるのかの説明が記載されているものばかりでした。ですがこの本は、天気と文学、天気と音楽、天気と食べ物、天気とお酒、など様々なものとの関係まで紹介してくれています。とても面白いです!

    最後に35冊ほどの参考文献も乗っており、それらも読んでみたいと思えるほど、この本は色んなことに興味を沸かせてくれます。その季節ごとにこの本に出てきた文学作品や映画なんかを思い出してしまいそう (*ฅ́˘ฅ̀*)♡
    いまは季節が巡っていくのが楽しくて仕方がないです。

  • 四季折々の気象現象を、美しい写真とわかりやすい解説でまとめた一冊。写真を眺めているだけでも楽しいです。解説も、難しい用語ではなく直感でわかりやすい言葉で書かれています。物理的な現象の説明だけでなく文学作品に登場する例を挙げるなど、理系の話が苦手な人でも読みやすい内容になっています。

  • 「季節を感じる天気の名前“土用凪(どようなぎ)”ってなあに?」

    日本には四季を感じさせてくれる、さまざまな言葉があります。もうすぐ土用の日。この頃の天気を表すものに「土用凪(どようなぎ)」という言葉があります。こちらは「夏の土用中に、まったく風がない日、暑さが耐え難いこと」という意味。聞き慣れない言葉ですが、知ると土用の暑さも趣深く感じられるかもしれません。

     * * *

    土用は春、秋、冬にもありますが、一般的には夏の土用を指していて、7月20日ごろから後の18日間のことをいっています。土用入りの日を土用太郎、次の日を土用二郎、三日目を土用三郎といいます。

    また土用のころの季語には他に「土用波」「土用東風(ごち)」「土用雨」「土用雲」「土用照り」「土用寒む」などがあります。

    土用波は、夏の土用のころ、太平洋沿岸にだけ起きる現象で、風のない晴れた日に波だけは高くうねって磯に打ちつける状態をいいます。南方の洋上に発生した台風の影響が及ぼしているのです。

    海と陸地の気温が同じになると海風も陸風も途絶えてしまいます。昼から夜にかけて陸海風が収まるのは「夕凪」といい、土用凪は土用のころの、風がない暑い日を指します。瀬戸内海沿岸地方や長崎の夏の夕凪はつとに有名です。

    この時期の蒸し暑さを吹き飛ばし精力を増強させようというのが「土用鰻(うなぎ)」。土用の丑(うし)の日に鰻を食べて暑気あたりを防ごうという鰻屋にとってはありがたい日です。江戸時代から土用の一番暑い日に栄養価の高い鰻の蒲焼(かばや)きを食べる俗習はあったようです。

    ~ビジュアル気象歳時記『天気の名前』(森田正光 監修)より抜粋

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 春夏秋冬と季節ごとに天気をあらわす言葉を短いエッセイとともに紹介した本。日本の風景写真がとても綺麗。「花冷え」「逃げ水」「野分」「菊日和」etc…日本語って美しい。

  • あまりにも良くてびっくりした
    毎日の天気に名前があって、、そして名前のセンスが素敵すぎる
    綺麗だったなあ、天気いいな〜

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著者プロフィール

お天気キャスター、気象予報士。ウェザービジネスを展開する「ウェザーマップ」、気象予報士養成講座を運営する「クリア」の代表取締役。1950年、愛知県に生まれる。日本気象協会東海本部、同東京本部を経て、41歳のときに独立し、フリーランスのお天気キャスターとなる。定年前の独立は、気象協会初。独立後は、天気キャスターとして活動する一方、後進の育成に力を注ぎ、多くの「森田チルドレン」を輩出している。無類の読書好きで、目につく本は片っ端から購入する。蔵書数はあまりに多すぎて不明。著書に『理不尽な気象』(講談社+α新書)、『大手町は、なぜ金曜に雨が降るのか』(梧桐書院)、『なる本気象予報士 改訂第5版(なる本シリーズ 5)』(週刊住宅新聞社)、『雲の不思議がわかる本―種類や形で天気がわかる!(子供の科学サイエンスブックス)』(誠文堂新光社)、『空と天気のふしぎ109』(偕成社)などがある。

「2014年 『「役に立たない」と思う本こそ買え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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