本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784418134113
感想・レビュー・書評
-
写真も多く綺麗で、ハーブ毎の育て方から、お料理への使い方など丁寧でわかりやすかったです
ただ折角殆どカラーページなのに、最後の代表的な病気のページが、、白黒で写真の症状がわかりづらく残念でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実践はこれから。
わかりやすかった。 -
「初めてでも育てやすいハーブ“バジル”の育て方と利用法 」
以前ご紹介した初めてのハーブシリーズの続編をお送りします。
* * *
イタリアでは“バジリコ”の名前で親しまれる一年草ハーブ。食欲をそそる強い香りが魅力で、フレッシュのままサラダやパスタ、ピザなどの料理にぴったり。秋にたくさん収穫した葉を刻み、オリーブオイル、ニンニク、松の実などを混ぜてバジルペーストを作り、保存してもよいでしょう。
原産地は熱帯アジアで、寒さに弱いので種子まきは5月の連休過ぎに行うのがベター。
【育てる】
■適した場所
日当たりと水はけがよく、保湿性のある肥沃な土を好む。寒さに弱いので、最低15度以上の温度で管理すること。冬季の収穫を望むなら、11月下旬からは室内のあたたかい窓際などで管理する。暑さには強いので、夏の直射日光や西日の当たるところでもOK。
■収穫
収穫は随時。摘心をかねて、茎葉の先を切り取るようにするか、葉を少しずつ収穫する。大量に収穫するには、花が咲く直前のまだ葉がやわらかい時が最適期。花が咲くと新芽が出にくくなったり、葉がかたくなったりするので注意する。
【利用法】
■料理に
ドライの葉をパン生地に練り込んで焼いたバジル風味のパンは、オリーブオイルを塗って食べるとおいしくいただけます。料理に幅広く使えるバジルペーストは、茎ごと収穫した葉を手で摘み取り、ニンニク、松の実、塩、オリーブオイルを加えてミキサーにかけてできあがり。
生の葉をオリーブオイルに浸けたハーブオイルも使い勝手抜群です。
■飲み物に
乾燥させた葉5gにカップ1の熱湯を注いだハーブティーは、食欲のない時や脂っこい料理を食べた後に最適。冷たいトマトジュースに、軽くたたいた葉を2、3枚とレモン汁を入れてもおいしい。
~『初めてのハーブ栽培手帖』(小黒 晃 監修)より抜粋
-----
「初めてでも育てやすいハーブ“ミント”の育て方と利用法」
自分でハーブを育てて料理に使ってみたいかたに今回のコラムはおすすめです。比較的手入れが簡単で、収穫もしやすいのが“ミント”。料理やハーブティーなど多彩に使えますし、手入れのしやすさも魅力。入門編としてのハーブにうってつけです。
* * *
料理やデザート、お菓子などの飾りつけとして最も重宝する多年草のハーブのひとつ。ガムなどの菓子類や化粧品などによく使われるスッとする芳香は、ミント特有のメンソールという成分によるもの。カップ1杯分に生の葉10枚程度を入れて熱湯を注いだミントティーは、胃がもたれた時や風邪の初期などに飲むとすっきりとします。
【育てる】
■適した場所
日なたから半日陰で風通しのいい場所。水はけがよく、保水性のある土壌を好む。繁殖力が旺盛で地下茎がはびこり、周囲の植物を枯らすことがあるので、土中に仕切り板(深さ30cmくらい)を入れるなどの工夫を。
■収穫
春から秋まで収穫できる。主に葉を使う。花が咲ききると、葉がかたくなってしまうので、開花前に収穫するとよい。収穫しない場合も、のびた枝は10~20cmくらい適宜切り戻して草姿を整えておく。
【利用法】
■料理に
アイスクリームの香りづけには、水100mlに対しドライの葉5gを入れ、2分ほど弱火にかけてこした浸出液を使います。トッピングには、先端の小さな葉を選んで飾りつけるときれいです。
■飲み物に
フレッシュの葉を適量入れたミントティーはさっぱりしていて飲みやすく、人気の高いハーブティーのひとつ。収穫直後の青臭さが気になる時は、乾燥させて保存ビンに入れて1カ月ほどおくと味もまろやか。
レモングラス、ローズマリーとあわせれば、リフレッシュ効果の高いブレンドになります。夏の暑い時期は、ティーを凍らせてアイスキューブを作っておき、飲み物に加えても。
☆ポイント
ミントの持つさわやかな香りには、におい消しや殺菌効果もあります。ドライにしたものを布袋などに詰め、靴の中に入れておいても。また、においの気になる下駄箱やトイレなどの消臭剤がわりとして使っても便利です。
~『初めてのハーブ栽培手帖』(小黒 晃 監修)より抜粋
著者プロフィール
小黒晃の作品
本棚登録 :
感想 :
