ゼロからわかる高血圧 聖路加国際病院の健康講座

  • 世界文化社 (2013年6月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (132ページ) / ISBN・EAN: 9784418134175

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  • 「高血圧が起こるおもな原因とは」

    「高血圧」と聞くとそれだけで「体によくない」というイメージがありますが、そもそも高血圧とは何が原因でどう体に影響するものなのでしょうか。今回はそのおもな原因についてご紹介します。

     * * *

    ■水分の過剰・血管の収縮が起こる
    病気としての「高血圧」のおよそ90%は「本態性高血圧」と呼ばれており、その原因はよくわかっていません。さまざまな因子がからみあって血圧の上昇をまねいていると考えられており、具体的には大きく次のふたつの状態のいずれか、あるいは両方をともなって現れてきます。

    ひとつめは、血管のなかを流れる血液の量が多くなりすぎたため、血管壁にかかる圧力が高まるという状態。(中略)

    塩分が多くとりこまれすぎると体が水分を多く欲する――塩辛いものを食べるとのどが渇くのは誰でも経験がありますが、こうした現象は、体が内部の塩分濃度を一定に保つため、無理に水分で薄めようとして起こります。結果、体は貯水量の増えすぎたダムのように水ぶくれとなり、水路にあたる血管を流れる水分(血液)が増えるせいで、血圧が大きく上がるというわけです。

    続いてふたつめは、血管そのものが細くなるという状態。同じ量の血液が流れている場合、血管が細くなれば、そこにかかる圧力は当然のように高くなります。(中略)

    血管が細くなる(これを血管収縮といいます)原因としては、自律神経のうち緊張をつかさどる交感神経の作用によるケースがいちばん多く、それ自体、神経を緊張させる各種ホルモンが関わっていると考えられています。また、先にあげた塩分、さらにたばこなどにも血管を収縮させる作用があることがわかっています。

    ■別の病気が原因になることも
    高血圧には、明確な原因が不明な本態性高血圧のほか、直接的な原因がわかっているタイプもあります。すなわち、特定の疾患にともなって二次的に高血圧を引き起こしている場合で、こうしたケースは「二次性高血圧」と呼ばれています。

    ~聖路加国際病院の健康講座『ゼロからわかる 高血圧』(聖路加国際病院 監修 / 西 裕太郎 著)より抜粋

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