あなたの知らないイタリア ミステリアスガイド・アブルッツォ

著者 : 石川康子
  • 世界文化社 (2013年5月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418134199

作品紹介

「アブルッツォ???」相当のイタリア好きでも知らない地名だ。<br/>イタリア中部のアドリア海に面し、山岳地帯がおよそ65%。<br/>某コミックでこの地域のワインが紹介され一部のワイン通には<br/>ややなじみのある場所なのだが、日本ではガイドブックやネット情報もあまりない。<br/><br/>とあるきっかけでこの地に興味を持った著者は、<br/>調べるうちに彼の地と日本との意外な接点にたどり着く。<br/><br/>荒々しいが豊かな自然と歴史に育まれたアブルッツォはこれから注目の場所です。

あなたの知らないイタリア ミステリアスガイド・アブルッツォの感想・レビュー・書評

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  • イタリアのアブルッツォというと、日本でいうと中国山地や東北地方といったイメージだろうか。普通の海外旅行ガイドには絶対に掲載されないエリアである。

    そもそもイタリアは観光地が多すぎて『地球の歩き方』でも「イタリア」とは別に、「ローマ」「ミラノ・ヴェネツィア」「フィレンツェ・トスカーナ」「南イタリアとマルタ」のそれぞれが刊行されている(2014年2月時点)ほどだが、それでもアドリア海側すらフォローされていない。そんな中、山地にあたるアブルッツォのガイド本は貴重だと思う。パスタで有名なディチェコが、ここにあるというのは知らなかった。

    本書ではアブルッツォの各県(コムーネ)ごとに章を分けて、人口数千人の町を数ページずつ紹介している。それほど突っ込んだ内容ではないけれど、写真がカラーなのが良い。

    また、ヴァリニャーノについては知らなかったので、勉強になった。1500年代、ルターによる宗教改革がイタリア(当時、イタリアという国は無いが)に及ぼうかという時期にアブルッツォ出身の神父ヴァリニャーノは日本に渡り、織田信長に仕え、キリシタンをどんどん増やしていった。その後、日本から4人の少年を連れてヨーロッパへ戻り、その少年使節団はローマ法王と謁見しローマ市民権を与えられ、国賓級の扱いを受けたという。
    しかし8年後、ヨーロッパで最高の教育を受けた4人が日本に戻ったときには、天下はアンチ・キリシタンである豊臣秀吉のものとなっており、4人とも非業の死を遂げたそうだ。
    なかなかドラマティックな話である。

  • イタリアの田舎!

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    「「アブルッツォ???」相当のイタリア好きでも知らない地名だ。イタリア中部のアドリア海に面し、山岳地帯がおよそ65%。
    某コミックでこの地域のワインが紹介され一部のワイン通にはややなじみのある場所なのだが、日本ではガイドブックやネット情報もあまりない。
    とあるきっかけでこの地に興味を持った著者は、調べるうちに彼の地と日本との意外な接点にたどり着く。
    荒々しいが豊かな自然と歴史に育まれたアブルッツォはこれから注目の場所です。

    【目次】
    プロローグ 第1章ラクイラ県 第2章テラモ県 第3章ペスカーラ県 第4章キエティ県 エピローグ

    【編集部からのコメント】
    「アブルッツォってどこ???」初めて著者からこの企画を聞いたときの正直な感想。
    しかし、話を聞くうちに、原稿を読み進めるうちに、著者同様「もっとこの地域のことを日本で知ってもらいたい」と思うように…超イタリアおたくの某氏も注目している場所です」

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