封印された震災死その「真相」 (もの言わぬ2万人の叫び)

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418135035

作品紹介・あらすじ

2011.3.11多くの人が泣いた。言葉を失って呆然とした。大事な人を喪った悲しみは時を経ても埋められず悄然とした。言葉にならない想いが今なおこみ上げてくる…。本当に天災だったのか-。死者・行方不明者2万人の「死の真相」に、遺族はじめ検死医、消防団員など多くの人々の証言から迫る。あれから2年-「これから」に生かすため、今こそ実態を再検証。

感想・レビュー・書評

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  • 「千年に一度の大災害だったから、多くの人が亡くなったのは仕方のないこと」この言葉が思考停止を生み、私たちは教訓を十分に得ていないのだということが分かりました。誰かを責めるのではなく、今後どうすればよいかを考えるために、更なる検証が必要。それを、多くの死者たちが語っています。

  • 被災者以外こそ読むべし

  • 劣化したメディア、ジャーナリズムの退廃を嘆く声が多い。丁寧な取材に加え、再び災害が起きた時の政府、自治体、防災体制のあるべき対応についても提言する。震災死を真正面から検証することを迫るジャーナリスト懇親の書。

  • 東日本大震災による死に関するルポ。

    遺族訴訟。消防団。道徳教材化。心理ケア。法医学者、歯科医師による検死。エンバーミング。地震学者。防災学者。など多角的に震災死を検討している。

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著者プロフィール

1967年、岐阜県生まれ。2006年からフリージャーナリスト。特に人事・労務の観点から企業の取材を重ねる。事件・事故など社会問題の取材も精力的に続けている。著書に『悶える職場』(光文社)、『封印された震災死その「真相」』(世界文化社)、『震災死』『あの日、「負け組社員」になった…』(ともにダイヤモンド社)、『年収1000万円!稼ぐ「ライター」の仕事術』(同文舘出版)など。

「2014年 『ビジネス書の9割はゴーストライター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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