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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784418135103
みんなの感想まとめ
テーマは、ポンパドール夫人という歴史的な女性の魅力と彼女が生きた時代のフランスの文化です。ロココ時代の美術やサロン文化を通じて、彼女の影響力や魅力が描かれています。読者は、彼女の生い立ちやルイ15世と...
感想・レビュー・書評
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ヴァトーの「シテール島への巡礼」を見ればロココそのものへと興味は広がり、更には主宰者マダムポンパドールへと行き着きました。彼女の生い立ちやルイ15世治下のフランスの様子がわかりますが、王を虜にして止まない彼女の魅力を活写しているとは言いがたい。ロココやセーブルへの思い、普請道楽やサロンの啓蒙的な雰囲気などまだまだ語ってほしい世界があります。巻頭にポンパドールが描かれた絵画が数多く紹介されています。いずれもお美しい。百科全書のエピソードもあるので、プーシェの作品は地球儀まで入れてトリミングして欲しかったなぁ。
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ポンパドール夫人を主人公にした小説、始めて読んだ。
フランス革命の一世代前の王、ルイ15世の寵姫。
表紙やカラーのページの肖像画を何度も見返しながら読んだ。栞のひもも薄い紫でロココ。
ペチコート外交や、フランス革命への下地(戦費の膨張、増税)を作ってしまったことは確かにそう…。興味深く読んで勉強にもなった。 -
佐藤賢一の書き口が好き^ ^
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フランス革命前にこんな女性がいたのか…正に彼女とルイ15世の出会いが、ある種革命への揺籃となったのではないだろうか。
寵姫の意味合い、ペチコート外交などなど歴史的にも勉強になった。 -
まず装丁が素晴らしい
何とも言えない淡い紫の見返しに同色の栞。ロココ。まじロココ。
残念だったのは登場人物一覧がないこと。 -
H29/8/12
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革命前夜のフランス版「大奥」!
読物としてたいへんおもしろかったです。
佐藤賢一さんの作品はしっかりとした骨のあるものが多いと思います。「小説 フランス革命」らは好きなのですが読むのに時間がかかってしまいます。
しかしこの「かの名はポンパドール」は初出が女性向け雑誌連載だからか、スルスル読めました。 -
2015/05/23完讀
龐帕度夫人ジャンヌ・アントワネット。出身布爾喬亞階級,在一次撞見王的狩獵車隊後,路易十五世對她的美貌留下深刻印象。國王寵姬身故後的化妝舞會,全法國女性無不摩拳擦掌,但國王對她伸出了手,開始了受寵信的人生。一開始雖然被歧視忌妒,但為整個凡爾賽宮帶入新的流行和歡樂的氣息(小劇場),堅信自己可以開創自己的命運,驚滔駭浪中將前仆後繼的政敵與陰謀一一擊破。雖然一度發現自己不過是モールパ伯爵陰謀下的棋子,但也最終將他擊退,努力地想證明自己的信念,只要努力是可以扭轉一切的,無論身分或性別,她也漸漸獲得國王的絕大信任。建設了士官學校和セーヴル窯,保護文人(百科全書那段被禁那段,夫人想出讓國王自己看內容的招數實在很有趣)和啟蒙主義(因此被耶穌會和王太子路易怨恨),建立Belle-vue城等等,但也一身承受任何國王失政的攻擊。後來她向國王坦承性冷感後,國王對她轉成友情禁止她搬出凡爾賽宮,許多陰謀家又對寵姬位虎視眈眈,但她一一度過驚滔駭浪,不過女兒和親人也在這段時間離世,讓她陷入悲傷之中。三百年來的敵人奧地利要求同盟(當時宮廷幾乎都是親普魯士派,但此時法國正要和英國開戰,普魯士策畫與英國結盟),龐帕度夫人以女性的直覺認為奧地利女帝是正確的,開始她的"干"政之路,在她的房間漸漸變成閣議之處。後來因為答應太子妃拯救被普魯士併吞的薩克森首都德勒斯登出兵,釀成七年戰爭,法國和英國交戰也終告失敗,但龐帕度夫人在這段期間內掌著法蘭西的大舵,努力地將傷害降到最低。後來發生路四十五遭刺事件,她一度有被太子派逐出凡爾賽宮的危機,但國王還是最相信她,陰謀遭滅。國王為她建設小特利安農宮,想和她一起在那裏安享農家樂,然而1764年她在國王的看病之後藥石罔效,結束二十年的寵姬和四十二年的生涯。
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這本的人物塑形,最有趣的其實是路易十五,他和龐帕度夫人和氣靄靄的相處和對話的場景讓人心頭一暖。路易十五對夫人有絕對的信任,也在許多地方都很為夫人設想,其實非常溫柔。雖然也會在外酖於肉慾曾想把夫人撤離寵姬之位或在枕邊細語之下寫下放逐的私信,但這兩個命運共同體終究還是有超凡的「絆」,夫人悲傷或生命時國王一定相伴,國王無助時夫人也挺身而出幫忙解決。最終遇刺後陰謀家包圍者路易十五不讓他見夫人,但傷勢平穩後,第十一天他還是推著咖啡車若無其事地出現在夫人的房間。
此外,整本書不知為何有一種輕快洛可可風的感覺,雖然不斷有各種歧視、陰謀,但不知為何讀起來非常歡樂,相較於厚重的法國大革命那一套,這部好像是前傳,也是相當有趣的小品。龐帕度夫人為有許多沉重傳統的凡爾賽宮注入布爾喬亞積極活潑的新血,改變法國三百年來政策和奧地利同盟,之後的瑪麗安東尼才會嫁過來;因為她不惜重金育成セーヴル窯,法國才有機會成為瓷器輸出國;因為她獎勵文藝保護前衛知識分子,知識分子才得以暢所欲言,許多諸如法意(這也被耶穌會抗議並禁過)、百科全書等等才得以問世。雖有大興土木之嫌,但她建設的士官學校、她的美意識的極致艾麗榭宮仍流傳至今。法國自詡為正義的國家出兵薩克森,但後來也因為這樣的價值觀出兵協助美國獨立,後來也成為財政難,成為法國大革命導火線之一。一切都是有聯結的。另外我覺得這個結尾寫的真有韻味。
「確かなことは、革命に先駆けて、ひとつの時代が存在したということである。美がすべてを支配したロココの時代ーといえば、もはや一面的でしかない。それは美しくあることを突き詰めていくうちに、新しい価値を、それも不朽のものとなる価値を、思いがけずも発見した時代だった。
百科全書然り。ポンパドール侯爵夫人のセーヴル陶磁器は、今日まで高名を博している。
もてなしの粋を極めたパリの屋敷、当時はエヴリュー館と呼ばれた建物とて、今はエリゼ宮と名前を変えながら、フランス共和国大統領官邸となっている。
その肝煎りで設立された陸軍士官学校といえば、シャン・ドゥ・マルスの名前で知られ、こちらも今なおエッフェル塔の足下に緑の芝生を青々と繁らせている。
あるいは後の世に受け継がれたのは、生まれの高低に関係なく、男女の違いさえ越えられない壁とはせずに、己の努力と才覚で道を切り拓くという、果敢な生き方のほうが。いずれにせよ、それまでなかったものが、それからもあるように作られた時代が、革命に先がけて存在した。
ーーかの名はポンパドール。
それはポンパドール侯爵夫人の世紀だった。 -
「新しい女の形を体現したロココの女宰相」
平民の子として生をうけたジャンヌ・アントワネット・ポアソンはその類いまれなる美貌で、セナールの森に狩りに来ていたルイ15世の目にとまり、その寵姫としてヴェルサイユに迎えられる。権謀術数渦巻く中、深い教養と機知を以ってルイ15世の信頼を得たジャンヌはポンパドールの名を与えられ、ロココの女宰相としてヴェルサイユに君臨する。
世に名高いブーシェの作品をはじめ、口絵にはこれでもかと言わんばかりに美しいポンパドールの肖像画が掲載され、単なるシンデレラストーリーかと思いきやそこには18世紀フランス宮廷のドロドロの陰謀劇が…。ポンパドールはルイ15世の寵を得ようと野望をもってその渦の中にみずから飛び込んでいく。
彼女のすごいところは、単に国王の閨房の相手としてだけではなく、宮廷を牛耳る政治家たちともわたり合える影の政治家でもあったことだろう。ましてやこの佐藤版ではポンパドールは蒲柳のたちで不感症という女性としては致命的な欠陥を抱えていたとある。それがカミングアウトされた時点で本来は宮廷を去るべき身であるにもかかわらず、彼女に厚い信頼を寄せていたルイ15世は彼女をヴェルイユに残す。
〈「いいえ、そうではありません。これは新しい挑戦なのです。ええ、抱かれるだけか女の価値じゃないはずだもの。それなしでも、いる意味があるはずだもの、ええ、ええ、わたくし、挑戦してみます。ポンパドール侯爵夫人という、新しい女の形の創造に」〉
彼女はその決意のままに、率先して、イエズス会と対立していた啓蒙思想家や文芸家、芸術家たちのパトロンとなり、セーブル焼などの磁器産業を奨励した。政敵を宮廷から追放させ、外交においては長きにわたり敵対していたオーストリアとの同盟を結ぶことに力を尽くし、あまつさえ艶福家である国王の情欲の後始末まで買って出た。旧態然としたロココの宮廷にポンパドールは時代を先取る新しい女の形を体現してみせたのだった。
今一度表紙、ブーシェの描いたポンパドールの肖像画を見る。おそらく彼女の宮廷人生のうちもっとも円熟し輝いていた時であろうこの画の、その表情からは、単に「寝るだけの女」ではない、凛とした知性と機知が宿っているのが見て取れる。その部分に光をあてた本書は今でこそ、女の価値を底上げした女の人生として読むことができる。しかし彼女の死の直後厚い信頼を寄せていたはずにもかかわらず、「ポンパドール侯爵夫人の働きには感謝する」とのみ言い「寝るだけの女」をさっさと新たな寵姫に迎えたルイ15世の反応に、歴史の上での彼女の登場が早すぎたことを悔やむばかりだ。 -
フランスのロココ時代のお姫様といったら、贅沢三昧で王の気をひくことしか考えていないものかと思っていたけど、どんな時代でも女らしさに縛られず力を発揮する女性がいて。
その女性の魅力を理解できる国王もいた。 -
カタカナの名前に苦手意識があって、この時代の話は疎遠でしたが、読んでよかった。フランスに行ってお城を見に行きたいなぁ。
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ルイ15世の寵姫ポンパドール夫人の生涯。マリードメディシスといい佐藤賢一はフランス女性描くのが好きですね。ポンパドール夫人の宰相執政は夫人が悪いというかルイ15世が政治に興味が無いグズだったせいで、まぁ本人ばかりが悪い訳では。啓蒙主義者として百科全書の後ろ盾になったり、セーブル磁器を立ち上げたりと、ロココの豪華絢爛を彩ったゴスロリ推奨の女傑です。
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世界史には詳しくないですが、面白かったです。
鹿の里はポンパちゃんが運営していたのだとこの本を読むまで信じ込んでいました。
モテ男、ルイの気持ちをつかんで離さないポンパちゃん・・・女子力高杉。 -
ロマンス小説の中で愛人として蔑まされるばかりのポンパドール夫人の、その野心と、ルイ15世と共に生きる人生のあり方を生き生きとを画くこの物語で、彼女への見方が代わる事、請け合い
実際の彼女の功績の賛否の是非はともかく とても面白かった。
ロココ文化の繊細さと儚さと、斜陽のフランスの輝きを感じながら、ご一読を
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3243.html -
フランス革命よりも,良い出来~ジャンヌ・アントワネットは占い師からフランスの王妃になると予言されたが,弟共々母ルイーズ・マドレーヌは愛人であるトゥールネムという実業家の世話になっていて,病弱で家庭教師の世話までしてくれる。父はフランソワ・ポアソンだが,横領の罪でドイツに逃れているが,本当の父親は誰かと噂にのぼる。社交界にもデビュし,エティオール氏と結婚して,アレクサンドリーヌという娘まで設けたが,セナール森で桃色の馬車を狩りを行うルイ15世の目の前に進めたのは彼女自身だった。王からは鹿肉が届けられるご近所の関係になったが,寵姫が亡くなった後の仮面パーティに潜り込んだジャンヌ・アントワネットは,イチイの樹に扮装した王に誘われて肉体関係を結ぶ。出張から帰った夫は,妻と間男を殺すという手紙の最後の4行で,引き下がる運命を受け入れていた。ヴェルサイユで暮らすための知恵はゴントー侯爵とベルニス師が,オーストリア継承戦争に王が出征中に整えられ,帰国した時にはポンパドール侯爵夫人という名も与えてくれた。平民出身の寵姫に妬み嫉みが付き纏うが,ヴェルサイユの重い空気は次第にアラ・ポンパドールという軽い物に入れ換えられていった。王太子ルイとは馬が合わず,イエズス会からも目の敵にされるが,宮殿に演劇を持ち込み,料理も,衣装も一新した所で,リシュリュー公が対決姿勢を露わにし,アーヘン和議を批判する公は王によって罷免される。弟のアベルを宮殿に入れようとするが,建築を学ぶとイタリアに留学してしまった。ポンパドール夫人を揶揄する歌の黒幕を辿るとモールパ伯が浮かび上がり,不能で女嫌いな事を隠さず,寵姫など入れ替えればよいので,ジャンヌがヴェルサイユ入りしたのも自分の手引きであったと明かす。降伏か抗戦か迷った末の結論は,持病のフリュウーブル・ブランジュを揶揄した伯の手書きの詩を王に見せることだった。権勢の絶頂期にベル・ヴュー城を作ったものの,寵姫の贅沢に腹を立てたパリの群衆が押しかけ,嵐になって披露は散々な目に遭い,その夜,王に不感症を告白して,宮殿を去る用意もしたものの,宮殿に留まるように哀願され,友情で王に仕えることを決意した。百科全書の発禁の処分撤回も巧みに誘導して成功した。マイセンに劣らない窯を作ってセーヴルに工房を作らせたが,新しい寵姫にポープレ夫人を迎えさせるというヴェルサイユを追われたモールパ伯爵の計算は,侯爵夫人をヴェルサイユから追放するつもりだという王の手紙を手渡した時に終わっていた。鹿の苑,パルク・オ・セールは王と側近たちが作ったいわばハーレムだが,早々に監視を続けていたジャンヌはオ・モルフィという一人の女性のために作られたものだとは想像もしなかった。その黒幕はリシュリュー公。十歳の娘が死に,父が死んで,悲しみに暮れる夫人を慰める事でうやむやになったが,オ・モルフィーが出産を迎える時には家と仮親を立てることで王に協力した。プロイセンのために働いたと批判の多いオーストリア継承戦争であったが,信太陸におけるイギリスの攻勢で戦争の機運が高まる中,オーストリア女帝から同盟の打診が寄せられたのは,ポンパドール夫人の許であった。秘密裏に計画は詰められ外交革命はなったが,戦況は一進一退,全ての情報が夫人の居室に集められる中,ダミアンという青年による国王暗殺未遂事件が発生し,王太子は病室に入れるのを本当の家族だけとして彼女を斥けたが,恢復した王は,反ポンパドール派を宮殿から追放した。事実上の宰相になった彼女に国王は全幅の信頼を寄せていたのだった~小説フランス革命が12巻で終わって,次は何を書くのだろうと考えていたら,世界文化社から女性を主人公にした小説が出た。家庭画報にも連載されていたというのは納得。ルイ15世の寵姫だが,外国革命の立役者でもあるという女性。結婚しなければ一人前の人間とは見なされなかった18世紀の女性だ。重農主義のケネーはルイ15世の筆頭侍医だった。デュドロの百科全書も彼女の援助で発禁の処分を撤回して貰った。マリーアントワネットの輿入れや,フランス革命の種も彼女が蒔いたのかも知れないと佐藤さんは語っている。ロココ時代,セーヴル陶磁器もエリゼ宮もエッフェル塔下の緑の芝生もシャン・ドゥ・マルスを彼女の肝煎りで作られたってのは凄い女性だねぇ
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マンガのほうを読み終わって、原作読んでみました。
そういう場合は、マンガイメージにひきずられた人物のビジュアルになるんですが、違ったんですね。
ま、表紙の肖像画の方が、イメージしっくり来たということです。いや、肖像画なんだから当たり前なんですけど。
ということは、読む順序が逆だったら、マンガの方は読んでなかったでしょうね。
権力欲が強かったのかどうか、というのが不思議なところ。
幼い頃のたわいない戯言。それが、小さなきっかけなんでしょうけどね。
ただ単に、権力の側にいることが目的。そういう人ではなかったんでしょう。権力の側にいて、それを自由気ままに振り回すのが、楽しいという人ではなかった。
権力欲が強い。
どうしても、その言葉の印象はよくないです。ただ、権力を手に入れたいだけ。そこに付随してくる義務というものが、理解できていない人が多い気がするからです。
彼女は、権力者の義務というものを、理解できていたんでしょうね。
なので、個人的に印象の悪い、権力欲が強い?と感じてしまうんだと思います。
あと、滝川クリステルに似てると思いましたね。
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