新版 あらすじで読む名作能50選 (日本の古典芸能)

  • 世界文化社 (2015年10月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784418152469

作品紹介・あらすじ

台詞は文語体、謡(うたい)はお経のようで何を言っているのか分からないと能を敬遠されてるあなた!予備知識があれば、能を観ておのずと古典文学や日本の伝承、哲学、思想などに触れることが可能となります。「安宅」「船弁慶」「葵上」「大原御幸」「隅田川」「巴」「石橋」「土蜘蛛」「紅葉狩」など、美しく幻想的な「能」の演目を、「男」「女」「鬼」にジャンル分けして紹介。本文写真は古典芸能の舞台写真を中心に、古典から現代劇までの舞台演出も手がける森田捨史郎。

みんなの感想まとめ

能の魅力を知るための入門書として、名作50選のあらすじが紹介されています。台詞は文語体で難解に感じるかもしれませんが、予備知識を得ることで、古典文学や日本の伝承、哲学に触れる貴重な体験ができます。作品...

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーは面白いし、所作も美しい。でも、観に行くと眠くなる。本を読んで観に行くことをおすすめします、

  • 能の題目の中で有名な50のあらすじを紹介している。
    能は、固有名詞の主人公が登場するので、室町時代よりも前に起きた事を題材にしている題目が多いらしい。
    狂言は、農民など一般名詞が主人公で、あるあるな日常にある滑稽を演じているという違いがあると書かれあり、その違いを初めて知った

  • <閲覧スタッフより>
    能ってなんですか?って聞かれて説明できますか?昔、学校で観に行ったような気がするけど、ちゃんと説明はできないかも・・・。
    そんなあなたのために名作のあらすじがまとめられています。ここから始めてみましょう♪
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    所在記号:773||アラ
    資料番号:20103655
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  • 能は奥深すぎると、絶句した。故事や和歌の引用が重ねに重ねられる印象で、実際に観たいと思った。

  • 能は難しい。
    でも、ストーリーを少しでも知っていれば、入りやすいはず。と、借りたのがこの本。

    読んでみて、改めて、不思議な文化だと感じる。

    能の主役の多くは、幽霊。
    幽霊を全面的に主人公にした舞台って、あまりないと思う。
    日本独自。

    『舞台の右手にある橋掛りは、文字通りあの世からこの世につながる橋なのだ。』
    『「現れる」という言葉には二重の意味が隠されている。「現れる」と「顕れる」である。』

    以前に読んだお能の本でも、能は異界のものを舞台に呼び寄せる。演者は憑依されているというニュアンスの言葉が書かれていたが、このあらすじを読む限り、確かに異界のものであり、演者は憑依されているだろうなーと感じる。

    文化を知りながらも、異界のものとコンタクトが取れ、繋がりを感じられる舞台なんて、他にはないだろう。
    能って、面白い。

    読み終わって、早速、インターネットで、いくつかの演目を見てみたが、あらすじを理解しているので、入り込みやすく、楽しめた。
    また、自分が少しだけかじった所作が出てくると、テンションが上がる(笑)
    能は、観るだけではなく、実際にやってみて、知ってみて、面白さが倍増するものなのかもしれない。

    近々、生の舞台を観に行ってみたいなーと思わずにはいられない。

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著者プロフィール

多田富雄(ただ・とみお、1934-2010) 
1934年、茨城県結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。元・国際免疫学会連合会長。1959年千葉大学医学部卒業。同大学医学部教授、東京大学医学部教授を歴任。71年、免疫応答を調整するサプレッサー(抑制)T細胞を発見、野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞など多数受賞。84年文化功労者。
2001年5月2日、出張先の金沢で脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と仮性球麻痺の後遺症で構音障害、嚥下障害となる。2010年4月21日死去。
著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞)『生命へのまなざし』『落葉隻語 ことばのかたみ』(以上、青土社)『生命の意味論』『脳の中の能舞台』『残夢整理』(以上、新潮社)『独酌余滴』(日本エッセイストクラブ賞)『懐かしい日々の想い』(以上、朝日新聞出版)『全詩集 歌占』『能の見える風景』『花供養』『詩集 寛容』『多田富雄 新作能全集』(以上、藤原書店)『寡黙なる巨人』(小林秀雄賞)『春楡の木陰で』(以上、集英社)など多数。


「2016年 『多田富雄のコスモロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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