認知症の「家族」と暮らす技術

  • 世界文化社 (2015年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784418154074

作品紹介・あらすじ

認知症専門医として3万人以上の認知症患者の診療とご家族の生活相談に乗ってきた著者が、「家族が認知症になっても誰もが楽しく豊かに暮らしてゆくための知恵と対応のコツ」をお教えします。本書では、理解しがたい認知症という病の本質を、どの「家庭の医学」よりもわかりやすくお伝えし、その理解に基づいて、ご家族は具体的にどのように対応・対処したら最善なのかを記しています。今、ご高齢のご家族に対して不安を感じている方のための実用書です。

感想・レビュー・書評

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  • かなり深く書かれている認知症ハウツー本。

    認知症患者の具体的な症例や、介護者が一般にたどるであろう心理状況の変遷についても書かれている。

    いわゆる物忘れなどの中核症状だけではなくて、それにともなって起こる妄想や徘徊などの周辺症状がなぜ起こるのか、詳しく述べられていてとても参考になった。

    すごくわかりやすく言うと、認知症患者は「アイデンティティの危機」のようなものに陥ってるわけだ。いや、それよりもっと酷いんだけどさ。だから焦るし不安になるし、自分を守ろうとして攻撃的になったりする。すべて病気がさせてることなんだけど、介護者の対応によっては改善できるかもしれないと言うこと。ただねえ、介護者も人間だからさ、感情があるからさ、なかなか難しいところなんだよねえ。

    すごくためになりました!

    Kindle Unlimitedで読めます。

  • 認知症の基本を網羅的に学ぶ導入本として読みやすい。内容は他の認知症の本とほとんど同じであるが、対応の仕方のパターンが数種類例示されている点が良い。再読予定。

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著者プロフィール

奥村メモリークリニック院長

「2021年 『認知症にならない!させない!世界の実証メソッドを網羅!脳の名医が教える最高の脳活大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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