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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784418172450
作品紹介・あらすじ
モダンなライフスタイルにピッタリの「暮らしの骨董」指南書です。5000円台から10万円以上まで、価格帯をはっきり打ち出して紹介しているので、本書を眺めているだけで買い物気分が楽しめます。
「骨董を買う前に知っておきたい基礎知識」編では、アイテム別に見方、楽しみ方を分かりやすく解説。初心者の理解を助けます。随所に監修者・尾久彰三さんのコメントも満載。楽しみながら、気分は「骨董の目利き」!雑貨好き、やきもの好き、インテリアこだわり派の方にもおすすめ。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
手ごろな値段から始める骨董収集。
価格帯からどのようなものが手に入るのか、鑑賞のポイントや良さ(その骨董品の魅力)を解説する導入は、素人にとってひとつの基準を提示してくれる。
……骨董の魅力を理解するには、その品物の技術的なもの、歴史的背景を知り、その価値を理解することにあると思うが、価格はひとつの分かりやすい指標だと思う。
あと、贋作や法外な値段でつかまされないようにするためにも、知っておく基準にもなりそう。
掲載されているのは主に器。
掲載されている写真を見ていると、モダンスタイルな部屋にアクセントとしてハレ感を出してくれそうな器たちだと思った。
食器類を日用のそれとして使うというよりも、鑑賞や見立て――花を生けるためのものとし――ての使い方が提唱されていた。
陶片や布切れ、大津絵や護符といった紙ものも。
後半には骨董市の魅力や、有名な骨董市、初心者でも入りやすい骨董店が掲載。
骨董店とのつき合い方のQ&Aなど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古い物が好きで、蚤の市でいろいろ見たり、古着を見るのも好き。骨董品についてはよくわからないが、気になるので読んでみた。5000円程度で買える物が少ししか載っておらず、あとは高い物が紹介されていてちょっと残念だった。
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道具でも、家具でも、家でも、古いものが好きだ。使い込まれて角が取れて丸くなった感じ、大事に手入れをされて年月を重ね、黒光りをしている風格が好きなんだと思う。手に馴染んで使いやすそうだし、それを使ってきた人や重ねてきた歴史の物語みたいなものを感じるのも楽しい。アンティーク、というより古道具屋をちょくちょくのぞいて気に入った小物を買ってみたりもする。
本書を読んで改めて思ったのだけれど、ぼくはいわゆる「骨董」に行くことはなさそうだ。美術として見ているか、道具だと思っているかの違いかもしれない。「分かる人」にこのヒビが、この絵付けが、と指摘されても?だし、景徳鎮だ古伊万里だというブランドには興味をそそられない。ぼくは本物の骨董とフェイクの見分けはつかないし、見分けが付かない価値に踊らされるのは滑稽だとも思う。自分の目で見て、触ってみて、感じた「好き」に見合った価格の使い古しの品を楽しく使うのが分相応のようだ。 -
ちょっと古い器は,見ていて楽しい。
著者プロフィール
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