とことんあそんで でっかく育て 柴田愛子流「りんごの木」の保育 (PriPriブックス)

  • 世界文化社 (2019年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784418197200

作品紹介・あらすじ

ちょっと保育につかれたら、くすっと笑えて、ぐっと心に響く、柴田愛子先生のエッセイで元気を充電しませんか?そして、”やらねばならぬこと”を少しだけ放棄して、子どもたちとあそんでみれば、きっと子ども本来の姿や育ちが見えてくるはずです。本書は「りんごの木」での保育エピソードを通して、あそび込むことで生まれる好奇心や探究心、問題を自分たちで解決していく姿などが、愛子先生の温かい眼差しで語られています。

感想・レビュー・書評

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  • NHKの『すくすく子育て』で柴田愛子さんを知り、明るい笑顔で、明確に歯切れよくお話する姿がとても素敵だなあと思い、初めて本を手に取りました。
    冒頭のインタビューで、大豆生田啓友さんだったのも思いがけず楽しかったです。『すくすく子育て』の先生方、素敵です。
    この本の良いところ、まず写真がいい!!
    子ども達のイキイキワクワクキラキラの写真がいっぱいです。そして、柴田先生の愛溢れるエピソードにもう涙が止まりません。子どもの一途で必死な生命力、存在感に大人は学ぶことが多いです。
    この子の思いもあの子の思いも受け止めたい。でもそれは理想であって、現実の保育現場や子育てでは難しいことの連続であることも容易に想像はつきます。実際、自分の子育てに頭を抱えています。

    どの人にも自分の大切な【思い】がある。相手や自分の【思い】になんとか近付こう、受け止めようとする作業に胸が熱くなります。
    そんなみんなの【思い】に溢れている本なので、涙が止まらなくなってしまいます。
    とことん子どもに寄り添い、一緒に遊び尽くす「りんごの木」の保育は共感しかありません。でも、小学校とのギャップがありすぎるのも少し不安はありますね。個人差はあれど、遊び尽くしたからこそ小学校生活にも集中できる力が育っているとも思いますが。
    『はや弁』の章が面白かったです。2歳児がはや弁をしてしまう理由も愛おしく、愛子さんの子どもの気持ちに気付く力が素晴らしい。自由としつけで葛藤があるのは子どもを本気で思うからこそです。そして出る答えは「まあ、いいか」というのも素敵だなあと思います。子どもは成長して、考えや行動が変化するのですから。

    私の娘も今年3月に卒園したばかり。「卒園」の章で、先生の気持ちを知れたのは良かったです。きっと、娘の担任も同じような想いだったんだろうなと。
    子どもと先生の気持ちに合わせて、「りんごの木」と同じようにシンプルな卒園式にしてほしかった。
    残り少ない園生活が卒園式の練習ばかりになるのは本当にもったいない。最後までたくさん遊んで学んでほしいのに。特に2年間コロナ禍で園で過ごした時間は少なかったからこそ。
    子ども達に幸あれ!!

  • 忙しいとき、保育が苦しいとき、ここに戻ってきたい。いつでも。
    大人も子どもも、自分のままでいること。子どもに添うこと。

    今あんまり好きじゃない保育をしてしまっているところがあって、胸が痛んだ。
    全部こんな風にはできないのが悔しいけど、できるところからやってみよう。
    りんごの木みたいなミーティング、次年長担任になったらやりたいな〜

    写真も素敵で、ぺろっと読めちゃいます。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。私立幼稚園に5年間勤務し、多様な教育方法に迷って退職。OLを経験するも子どもの魅力から離れられず、別の私立幼稚園に5年間勤務。1982年、“子どもの心に添う”を基本姿勢とした「りんごの木」を発足。保育のかたわら、講演、執筆、絵本作りと様々な子どもの分野で活躍中。テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。子どもたちが生み出すさまざまなドラマをおとなに伝えながら、“子どもとおとなの気持ちのいい関係づくり”を目ざしている。

「2022年 『保育のお悩みに愛子先生流アドバイス それってホントに子どものため?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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