JAZZ DOG こいぬのハリーがゆめみたおんがくかい

マリー・フォークト ひびのさほ

• 世界文化社 (2019年11月14日発売)

作品紹介・あらすじ

★「クリスマスプレゼント」や「贈り物」に最適！
★「銀色に光る箔押し加工の表紙カバー」が豪華な海外絵本！

いぬはみんな、ロックが好き。ねこはみんな、ジャズが好き。
いぬとねこは、いつもけんかしてばかり…。
そんな世界でたったひとり、自分だけの本当の音楽を探し求めたこいぬがいました。

いぬとねこ、ロックとジャズ。
二つの隔たれた世界が、主人公ハリーの音楽の力でひとつになる！
親子で読みたい、心温まる感動のストーリーです。

感想・レビュー・書評

[ニャーテンさんの感想 · 2025年10月4日]

今月行われる音楽会で大太鼓担当になった9歳息子に読み聞かせ。
心の赴くままに音を楽しむという音楽本来の素晴らしさはもちろん、パワフルなロックが好きな犬たちと煌めくようなジャズが好きな猫たちの対立を通して、〈異なる相手を認める〉というこの多様性の時代を共生していくための大切なヒントが温かい目線で伝わってくる。
変な目で見られても笑われても自分の好きな音楽を貫いたハリーが変えた世界、「いぬも ねこも いっしょになって わらいあえる、もっと じゆうで、かがやいたせかい」に現実も近づいていけるといいのにな。

[unknownさんの感想 · 2020年2月1日]

犬はロック、猫はジャズ、でも犬のハリーは猫のジャズを聴いてからジャズが好きに、ジャズの演奏会に出てみんなも共感して、犬猫関係なく、自分らしい音楽を出来るようになる