これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 228
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418206018

作品紹介・あらすじ

いま充実した仕事をしていますか?
職場での人間関係は円満でしょうか?
もし、そうでないなら、「何か」を変える必要があります。

本書は「漫画」で苦しみながらも強く生きようとする7人の生き様を読み、
第2章以降で、その物語に潜む、「働くこと」の意味や価値観を
今一度、読者が見つめ直せる構成になっています。

「仕事って楽しい?」
子供にこう聞かれて、あなたはなんて答えますか?

感想・レビュー・書評

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  • 漫画で流れを見て,ワークに落とし込むスタイルの本。ワークの解説に漫画を使う場合もあるけれど,この作者はわかっていると思う。
    それは作者の「物語の価値とは、生き方のパターンを認識し、そこから自分の人生への学びに転化させることができること」(p225)という言葉。
    僕も他のフィクションを読んでいても常にそれを意識しているので激しく同意。
    そしてこの本の面白いところは,巻末付録にある。登場人物たちのその後まで描いてるところにある。
    物語を読んでいて,もうちょっと知りたいというところまで公式で叶えてくれているのもいい(同人誌を読むモチベーションに近いかも)。

    まぁ,この漫画の登場人物たちは転化させるのには個人的にはちょっとコツがいりそう。
    そこが自己啓発書系として位置づけられるこの本の狙いだと思って読みすすめる。考えることが重要なのだと思う。
    僕の分析結果は労働価値分析で近いのは編集長で,キャリアはバランス型。
    労働価値分析はそこからどうこうということはないけれど,やってみると意外な発見がある。
    ある程度自分のペースで仕事しながら,最先端のものというよりは,広くいろんな人に役に立つものをつくる/提供する/つなぐことをしたいんだと気づいた。

  • 人間関係の問題はなくなることはありません。その解決方法として、分断するや受け入れるなどと書かれている本は無尽蔵にあります。それは正論で一見簡単そうです。だからできる人はできる。これは当たり前の話ゆえに悔しい現実。この本は根本的なところに触れていて、「合わないのはなぜ合わないのか、価値観のベクトル」を分析できるように説明してくれます。共存していけるし、今の場所が絶対ではないと、自分の視野を広げてくれます。背中の押方ってこのような方法が気持ち良いんだと思います。


  • 20代〜30代にかけて会社や組織でそれなりの経験を積んでくると、その後のキャリア形成や人生そのものについて見つめ直す機会が増えてくる。

    まさに本書は「これからの生き方」にヒントを与えてくれる。そして「働く人への応援ソング」でもある。

    著者は人並外れた感性と分析力で、働き方のスタイルを「スキル型」「意志型」「チーム型」「バランス型」と4つのパターンに分類し、課題と解決策をわかりやすく提示する。

    上から目線の押し付けがましい言葉でない。あくまで寄り添う姿勢で。北野さんの謙虚な人柄なのだろう。

    序盤を漫画パートで展開する作風は非常にユニーク。人によっては読みづらいかもしれないが、中盤以降の伏線となっていて納得させられた。気持ち良い読後感。

    ※しかし、友人によると前著「転職の思考法」と重なる部分があるそうなので注意。

  • 「君の立場になれば、君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい」ボブディラン

  • ☑︎体験を観察し、違いに気づき、感性を磨く
    ☑︎磨かれた感性で、熱中するものを見つける
    ☑︎ブックスマートではなく、ストリートスマートになる

    元気と知恵をもらえて、前向きになれる本でした!

  • 自分の役割は、働く一生のなかで何度も変える必要がある。

    人は自分よ身の丈にあった場所を自然にえらぶ。


    人の生き方は、複数の価値観が混ざり合ってできている。

  • 唯野さんは、転職の思考法から愛読してます。

    この本もなかなかおもしろい。
    大きく良かったのは2点。
    ・人間同士の違いを、価値観という本質から語っている
    ・新しい時代の生き方を、唯野さんなりのロジックで語っている。価値観を満たすための本業+アルファ、そして自分が強みとする点を起点とした成長のポイント

    自分としては、上記2点から、仕事における人間関係と人への向き合い方、仕事にしたい趣味のあり方、直近仕事に於いて強化すべきことやアクションプランなどがなんとなく具体化できました。

    生き方が明確に決まるというような特効薬にはなりにくいが、生き方や働き方を考えるための気づきが得られる本だと思います。

  • 2020.9.12読了。タイトルに惹かれて。この本を読んだことで何かが大きく変わる、というわけではなくて、考えるため、そして行動していくための材料になるような本。『これからの生き方』については、今後も定期的に考える機会を取っていかないといけないと感じた。

  • 「自分がどう生きたいかを決める(気づく)ことが人生を豊かにする」ということがこの本で北野さんが伝えたいことだと感じた。

    このことがものすごく丁寧に伝えられている印象で、構成が緻密に練られていることが伝わってくる。さらに3章では北野さんの熱量も伝わってきて、熱さと丁寧さが両立しているところがすごいと思った。

    ・どう生きたいかということは論理で証明できるものではない
    ・感性をお金に変えることは技術であり、学ぶことができるもの
    上の2点をこの本では個人について述べているが、企業についても同じことが言えると思った。ビジネスでは「論理的であること」や「どう稼ぐか」が重視されることが多く、会社にとっての「生き方」にあたる企業哲学のような感性的なものが忘れられがちだと思う。そうなると社員は働く意義が見出しにくくなり、違和感をもって働いている会社員の理由の多くはここにあるのではないかと思う。

    また、特に漫画編とインタビュー編を読んで、北野さんの人に対する洞察の深さや鋭さに感服した。本当に人に興味があって日頃から人を観察し分析しているんだろうなと想像するが、何故そこまで人に興味を持つようになったのかの背景や、普段どのように人を見ているのかを聞いてみたいと思った。

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著者プロフィール

北野唯我(きたの・ゆいが)
兵庫県出身、神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。
その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。執行役員として事業開発を経験し、
現在同社の最高戦略責任者、子会社の代表取締役を兼務。テレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。
著書に『転職の思考法』『オープネス』(ダイヤモンド社)、『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)、『分断を生むエジソン』(講談社)がある。

「2020年 『これからの生き方。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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