これからの生き方。自分はこのままでいいのか?と問い直すときに読む本
- 世界文化社 (2020年8月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418206018
作品紹介・あらすじ
いま充実した仕事をしていますか?
職場での人間関係は円満でしょうか?
もし、そうでないなら、「何か」を変える必要があります。
本書は「漫画」で苦しみながらも強く生きようとする7人の生き様を読み、
第2章以降で、その物語に潜む、「働くこと」の意味や価値観を
今一度、読者が見つめ直せる構成になっています。
「仕事って楽しい?」
子供にこう聞かれて、あなたはなんて答えますか?
感想・レビュー・書評
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【思うがママ】
漫画になっているのでもっと頭に入ると思いましたが、文字の部分の方が頭に残りました。
「何か一つについてよく考え、出てきた答えを貫き通す」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これからの生き方、の前に今何を大事に思い、何のために仕事したり生きているのか。前半の漫画部分でストーリーテリングをし、これから何を大事にして生きていくのかを把握。後半はワーク編としね自身のタイプに合わせてどう考えて行動したらより良いかを解説。末尾に逆読みで各登場人物の独占インタビューがあり、それぞれの視点、考え方が見られて面白い。
37冊目読了。
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本書は、これからの生き方について、思い悩んでいたり、漠然とどうしたらいいか?と思っている人に向けて書かれたもの。
仕事も私生活も含めて、自分が一番大事にしている価値観はなんだろうか?これらを冷静に整理して、自分自身がどんなタイプなのかを立ち返ってみる。また、身近な人達がどんな価値観を持っているのかについても冷静に考えて見ることが大切だということが、本書から学べる。分析シートもあり、本書を参考に自分を振り返ることができる。
著者の『転職の思考法』が自分の心に響いた。著者の書籍は今後も確認していこうと思っている。 -
漫画で流れを見て,ワークに落とし込むスタイルの本。ワークの解説に漫画を使う場合もあるけれど,この作者はわかっていると思う。
それは作者の「物語の価値とは、生き方のパターンを認識し、そこから自分の人生への学びに転化させることができること」(p225)という言葉。
僕も他のフィクションを読んでいても常にそれを意識しているので激しく同意。
そしてこの本の面白いところは,巻末付録にある。登場人物たちのその後まで描いてるところにある。
物語を読んでいて,もうちょっと知りたいというところまで公式で叶えてくれているのもいい(同人誌を読むモチベーションに近いかも)。
まぁ,この漫画の登場人物たちは転化させるのには個人的にはちょっとコツがいりそう。
そこが自己啓発書系として位置づけられるこの本の狙いだと思って読みすすめる。考えることが重要なのだと思う。
僕の分析結果は労働価値分析で近いのは編集長で,キャリアはバランス型。
労働価値分析はそこからどうこうということはないけれど,やってみると意外な発見がある。
ある程度自分のペースで仕事しながら,最先端のものというよりは,広くいろんな人に役に立つものをつくる/提供する/つなぐことをしたいんだと気づいた。 -
漫画から始まる3部構成。1時間で読み終わる内容ですが、何度も読み返しています。
will、can、mustを自分視点の価値観で考え直す本です。
キャリアで悩んだらまずこの本が良いですね。 -
人間関係の問題はなくなることはありません。その解決方法として、分断するや受け入れるなどと書かれている本は無尽蔵にあります。それは正論で一見簡単そうです。だからできる人はできる。これは当たり前の話ゆえに悔しい現実。この本は根本的なところに触れていて、「合わないのはなぜ合わないのか、価値観のベクトル」を分析できるように説明してくれます。共存していけるし、今の場所が絶対ではないと、自分の視野を広げてくれます。背中の押方ってこのような方法が気持ち良いんだと思います。
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総評
前半:漫画 後半:ワークの2部構成となっており、前半の漫画編では出版社を舞台にしたストーリーで主人公である女性社員を中心とする登場人物たちがチーム・組織の中でそれぞれの仕事観と課題感の狭間で葛藤しながらも前進していく様子が描かれており、後半のワーク編では前半のストーリーを振り返りながら今、そしてこれからを生きるために大切な価値観について考えるコンテンツが集約されています。
以下の読むポイントにも記載しますが、「価値観は変化をしていくもの」という前提に立つと何度でも振り返り読み返す価値のある一冊です。 -
これからの生き方をどう生きるか?自分の価値観を理解しながら生きていく。
そのためには感性を磨き続けることが大切。
感性とは違いに気付く力。
過去の自分、周りの人と自分、その違いに気付き、それを「強さ」にかえていく。そこに自分の価値観があり生き方がある。
自分の価値観は?を見つめ直すきっかけをくれる本