わたしのやま

  • 世界文化社 (2020年2月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (30ページ) / ISBN・EAN: 9784418208005

作品紹介・あらすじ

一見、相対する羊飼いと狼の同じ山でのそれぞれの生活を描き、敵か味方か、正義か悪か、といった単純化したフィルターを外して物事を見ることの大切さを伝える。訳者は日本を代表する詩人・谷川俊太郎氏。羊飼いの視点と狼の視点で表・裏表紙の両サイドから読むことができ、しかも文章は両サイドとも同じもの。一種の仕掛け絵本としてのユニークさもある。フランスでは『アンコリュプティブル賞』(2019-2020)を受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 美しい山で暮らす一人の羊飼い。危険もあるけれど、ここはやすらかで幸せを感じるところ。同じこの山にすむおおかみ。彼にとってもここは美しく幸せなところ。二人が出会うことはあまりないけれど、同じ山をただ静かに暮らしている。
    羊飼いが主人公の表から読む物語と、おおかみが主人公の裏から読む物語が、ちょうど真ん中で出会い、静かに溶け合っている。美して考えさせる絵本。

  • 光の旅かげの旅 と同じ上下反転で視点が変わって2度読める系の絵本だが、ツメが甘くて中途半端になってると感じた。

    人間と動物の対比は良いが、もうそれだけ。あと3つくらいアイディアが盛り込まれてないと面白いと思えるレベルにはならないと思ったが…

  • 羊飼いと狼

    全く同じ文章で左右から、羊飼いと狼の立場で読める。
    絵が違うだけ、主役が違うだけで印象が変わってくる。
    でも、どっちも考えてる事は同じ。

  • 2分半 遠目がきく
    羊飼いから見た山、狼から見た山

  • 5歳からおすすめ。
    この絵本には不思議な魅力があります。
    そのための工夫があるし、また、翻訳が素晴らしいと思いました。そして、色彩が明るく、絵柄も今風でとっつきやすい。
    繰り返し読んでみて、さまざまな味わいがある作品です。

  • 2020.11.2 6-1

  • 羊飼いの山への想い、オオカミの山への想いは同じ。

    表紙と裏表紙が美しい。

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