暗号で読み解く名画 美術鑑賞がグッと楽しくなる!

  • 世界文化社 (2021年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784418212019

作品紹介・あらすじ

「書物」は知性、学識、聖母マリア。
「鹿」は神聖、誠実な愛。
「虹」は神との契約の証、希望、平和……。
本書では西洋絵画に隠された約80個の暗号(アトリビュート)を取り上げ、
実際の名画の中でどう使われているのか、
部分アップも多用してやさしく解説していきます。
複数の名画の比較、作品に込められた謎解き、絵が描かれた人物の特定など、
楽しみながら鑑賞眼が鍛えられるコラムも満載。
美術館へ行くのがもっと楽しくなる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 読みごたえがあり、隅から隅まで読み終わるのにかなりの時間がかかった。

    あるアトリビュートが有名な複数の人物にあてはまりもするし、ある人物が複数のアトリビュートを持ったりするので難しいな。

    西洋絵画やヨーロッパの歴史に関する多くの書籍を読んできたが、芋づる式に「これを知らないと、こっちがわからない」という項目が出てきてしまう。
    それで「キリスト教」や「アトリビュート」に関する書籍も読んでいるわけだが、次に「ギリシャ神話」もわからないと困るという事態に陥っている。

    本書はとても良かったのだが、やや誤字が多いことが残念。
    「蛇が聖母を踏みつける」(初版第1刷発行 118ページ)は一番いただけない。
    正しくは「聖母が蛇を踏みつける」または「蛇を聖母が踏みつける」なので。

  • 暗号ごとに分かれて説明があるので、とてもわかりやすいです。モチーフがわかってくると、今度は絵について知りたくなってきます。
    図書館で借りましたが初心者の私には一度で覚えられる内容量ではないので、購入を検討したいです。

  • アトリビュートが多くて覚えるのは...だけど、解説と一緒に絵画を観るのは面白い。
    私たちがよく知ってるフランシスコ・ザビエルの肖像画も心臓のアトリビュートのページで紹介されていた!
    燃える心臓は信仰の証だそうな。
    わざわざ遠い東の果てまで布教活動にやって来るくらいだから、心臓は燃えるでしょうね。

  • 暗黙のルールとしていろいろなものが暗号(アトリビュート)として絵画に描かれているのならば、その情報を知らずに偶然描いてしまったり、知っていてもその意味ではなく単に描いただけ(あるいは、そうしたい)と思うような、素直すぎたりひねくれたりしているような画家もいたんじゃないだろうか。

  • 西洋絵画のアトリビュートを種類毎に説明した本です。西洋絵画ってホントこの手の細かいことを知らないと理解出来ない作品が多いので、ちょっと事典代わりに使えていいかも。基本的なモノと意味が掲載されていて便利ですが、知っていても多数の意味があったりして悩むこともしばしば。画家の意図を読み取るのは難しいですね。

  • アトリビュート(手がかりになる持ち物)を使って、名画を解説。全ページカラーで、図鑑のような解説本。元ネタであるサロメやギリシャ神話、物語を勉強したくなった。

  • 背ラベル:723-オ

  • いろんな名画が小さいけどカラーで載ってるのが良い。解説がコンパクトにまとまっていて、他の絵画の解説書の簡単な復習ができる感じ。うろ覚えだなと思ったら詳細を別途調べれば良いかと。
    なんとなく、家でじっくり読むよりは移動中の新幹線なんかで休み休み眺めたい本だと思った。

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著者プロフィール

1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学文学部史学科、大学院文学研究科日本史・文化財学専攻教授。群馬県立近代美術館特別館長。畠山記念館顧問。日本フェロノサ学会会長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。リヴィジョニズムとグローバル・アート・ヒストリーの視点で、特に世紀転換期のアメリカ美術、アール・ヌーヴォー・アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究。

「2022年 『日本でしか観られない世界の名画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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