お味噌知る。

  • 世界文化社
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本棚登録 : 529
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418213177

作品紹介・あらすじ

・大人気料理研究家・土井善晴先生初めての味噌汁本!
・しかも父娘共著!土井家のとっておき味噌汁と味噌レシピを一挙公開。
・食生活から暮らしを整えたい全ての世代の方に。
・お味噌汁をひとりで作れたら、料理の「きほん」がわかるようになる。

『一汁一菜でよいという提案』から5年。
毎日、毎食の食卓で、ユニークなお味噌汁を楽しむ
土井善晴先生に、本当においしい味噌汁を習った1冊。
土井先生のアシスタントを務める愛娘・光さんも大のお味噌汁派。
味噌をテーマに父娘共著となる初のレシピ本となりました。
だしや和食のルールから自由になれる大胆な発想の味噌汁から、
シンプルに旬を楽しむお味噌汁、伝承のお雑煮まで。
また、土井家オリジナルの味噌料理の数々も掲載。
お味噌汁はあなたの「チカラ」になり、あなたの暮らしと健康を守る「武器」にもなる。
心もカラダも、暮らしも整う「お味噌という発酵食品」の素晴らしさに触れてください。

感想・レビュー・書評

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  • ▼感想
    ・一汁一菜というスタイルの提案、味噌汁(おかずを兼ねる)を中心にして主食にご飯、麺やパンという食事。

    ・味噌汁作りにはまっている私にとって、作り方だけではなく料理に対しての考え方も参考になる本でした!

  • “何を作れば良いか分からない人、
    どうすれば自分の食生活を見直せるか分からない人は
    まずお味噌汁を作ってみませんか。”

    というフレーズに惹かれて読みました。

    お味噌(赤味噌)は、米麹と大豆と塩からできています。
    麹菌や酵母菌などのさまざまな菌が共生し、タンパク質を分解しながら、人間に必要なさまざまなミネラルやビタミンを産生しています。
    同時に、人間が好む複雑な旨みや香りを生んでいます。

    忙しいひと、お料理を始めたばかりのひと、栄養をたっぷり摂りたいひとにとって、お味噌汁は一番簡単にできる万能スープです。

    寒い冬に、好きな具を入れたお味噌汁を、はふはふしながら食べる。お味噌汁は、ひとの心や身体を、やさしく癒してくれます。「ゆっくりたっぷり食べてね」という声が聞こえてくるレシピ集でした。

    p198
    食は極めれば美の問題だから、食を大事にしていれば、美意識がよくはたらくようになるので、感じなかったことが感じられるようになって、見えないものが見えてくるはずです。

    p212
    味噌(赤味噌)は、米麹と大豆と塩からできています。麹菌が大豆のタンパク質を分解して、塩がほとんどの雑菌をやっつけて保存性を高めます。そこで、塩の中でも生きられる麹菌や酵母菌などのさまざまな菌が......ほかのわからない菌もある......共生して、タンパク質を分解しながら、人間に必要なさまざまなミネラルやビタミンを産生し、同時に人間が好む複雑な旨みや香りを生むのです。人間の目に見えない菌がはたらいているのが発酵です。

  • 個人的にお味噌汁の最難関は「出汁をどうするか問題」と「一人分だけは作るのが面倒」。
    ちょっとの手間なのになかなか作らないお味噌汁…(でも味噌炒めとか味噌だれはよく作るし、地元のお味噌を愛して常備してる。)
    たっぷりのお味噌汁レシピ、試しに作ってみようかな。

  • 一汁一菜。
    シンプルだからこその、
    究極の味噌汁。

  • 土井善晴先生すき!
    赤味噌と白味噌を買って具によって使い分けてみようっと

  • お味噌汁さえあれば、どないかなるんちゃうか?と思いました。土井先生の教えてくれるお味噌汁は幅が広い!!

  • 「家庭料理」研究家、土井善晴先生の安心の一冊。
    細かいレシピは不要。
    美味しそうと思うもんつくんなはれ。
    出汁もいらん。自然に出ます。
    味噌といたら、味噌汁です。多くても少なくても、味噌が作ってくれます。

    単身赴任自炊男子にもおすすめ。

  • お味噌汁ってこんなに簡単に作れるのかとうれしくなる本。

  •  本著者の「一汁一菜でよいという提案」と「一汁一菜でよいと至るまで」、「名もないおかずの手帖」からの流れ読みだ。図書館で借りた。
     本著はおいしいもの研究所として代表土井善晴氏と長女光さんとの共著だ。おいしいもの研究所として引き継ぎの準備でもあるのだろうか、ぜひ善晴氏の一汁一菜のこころにさらにひと味もふた味も加えた研究をしていただきたい。いやいうやそういうしばりは良くないか...。
     本著の一品一品に家庭のほっこりした日常のなにげない愛情がこめられている。テクニックだけではないレシピに親近感が湧く一冊だ。
     

  • 流し読み。
    夏の食欲が落ちる時期、スープジャーにそうめん入り味噌汁を入れてお弁当として持っていくの、ありかもしれない。
    あと、出汁要員で入れた煮干し、そういえば食べても良いんだった、とこれを読んで思い出した。しばらく立派すぎる煮干しを使ってたので煮てもなかなか柔らかくならず、これを具として食べるのはちょっと……ってなってたのだけど、いま家にあるのは割と火が通りやすく毎回取り出すときにはふにゃふにゃになってるので、早速今日から具材扱いにしようと思う。

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著者プロフィール

1957年大阪生まれ。料理研究家。十文字学園女子大学特別招聘教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、甲子園大学客員教授。スイス・フランスでフランス料理、味

土井善晴の作品

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