教養としてのローマ史入門 (基礎から身につく「大人の教養」)

  • 世界文化社 (2023年2月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784418222315

作品紹介・あらすじ

人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都」3000年の栄枯盛衰

・出口治明氏、はじめての「ローマ史」
・人口推移グラフで、都市の盛衰がひと目でわかる
・人物伝のおもしろさ、通史のわかりやすさ

過去と現在が共存し生き続けるローマ。
この「永遠の都」をこよなく愛する二人の著者による、
ユニークなローマ史の入門書です。
まず、都市の盛衰を人口の推移という客観的な数字で示しました。
古代の繁栄と中世の衰退、そしてルネサンス以降の
回復という歩みが一目瞭然となります。
第二に、歴史は人間が作るという視点から14人の人物を選び、
彼らが生きた時代を多面的に描くことで、
魅力的な人物伝でありながら通史となるよう工夫しました。
楽しみながら教養としての知識が身につく。
「世界の首都」3000年の歴史がここにあります。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

歴史の流れを通じて、古代ローマから戦後のイタリアまでの豊かな物語が描かれています。著者は人口推移を用いて、都市の栄枯盛衰を明確に示し、歴史的背景をスムーズに理解できるよう工夫されています。また、14人...

感想・レビュー・書評

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  • 古代ローマから始まり第二次世界大戦とその戦後までのイタリアを中心としたヨーロッパの歴史。

    歴史の中には国の地理や、美術品その芸術家や宗教、様々なものを網羅しているが、ごちゃごちゃしていなくて流れがスムーズだ。
    まとめ方が上手い。
    出口治明学長とローマ在住の上野真弓さんならではの方向性がとても心地よい。

    美術展で何度も拝見しているクリスティーナについてこれほど知ることが出来、興味深く読むことが出来た。
    ローマと言う国を中心としつつも、ヨーロッパ各国がどの様なつながりで王を歴任するなど、複雑に絡み合い戦争になるのかがとてもよくわかりました。

  • 意気込んで読み始めたが、気づいたらパラパラ読みになってしまった。
    人物や地理の基礎知識があった方がよい。
    一度なんだか分からなくなると、それ以降の出来事の理由づけなどがさっぱり理解できなくなる。
    圧倒的に文章が多く、興味はあるが知識がない私には写真や相関図などが欲しかった。

    ローマ史の感想としては、権力闘争のためによく人が死ぬなぁ、つまり簡単に人を殺すなぁということ。ローマでも日本でも、紀元前でも現代でも、やってることは同じ。

  • 出口さんまつり始めました。
    いま朝日新聞でも連載しているんです。
    一昨日の記事には、言語聴覚士の瀬尾さんに
    「好きなことをテーマに文章を書いてみましょう」
    といわれ、題材にローマを選んだと書かれていました。

    「これなら、また誰かと討論できる」と
    希望を感じ、うれしくなった出口さん。
    きっとその後上野さんとたくさんお話しできて
    楽しかったことでしょう。

    このレビューを書く前に、「人、本・旅さん」
    (いかにも出口さんのファンという感じ!)
    のレビューを読んで、私と全く同じ感想をお持ちで
    大変驚きました。

    この本は上野さんが書いたものだと思います。
    私は50冊近く出口さんの本を読んでいて
    伝わってくるものが違うのです。
    でも出口さんが楽しかったのだから、
    良いと思います。

    一つ印象にのこったことを書きます。
    イタリアに行ったときにガイドさんが「第二次世界大戦で爆撃されて…」と説明をされました。
    私「誰に爆撃されたんですか?」
    ガイドさん「ドイツです」
    馬鹿な質問しちゃったかなと思ったけど

    1943年9月8日ドイツ軍がローマ以北のイタリア半島を軍事占領します。
    バドリオ政権とサヴォイア王家は南へ逃げ、
    この時イタリア軍に何の指示も与えなかったため、
    取り残された彼らは連合軍に合流するのか
    ドイツ軍と一緒に戦うのかがわからず、
    混乱に陥ってしまったそうです。
    わからなかったのは私だけではなかったようです。

  • ローマの歴史を各時代の代表的な為政者とローマの人口という切り口で解説した歴史書です。
    発想は良いと思うのですが、各登場人物の解説が教科書のようで、全く感情移入することができませんでした。また、挿入されるエピソードの粒度がばらばらで、著者の蘊蓄を披露するためだけに書かれているようで、いただけません。
    ローマ史は塩野氏の著作のように長くてもゆっくりと読んで理解すべきものだと改めて反省した竹蔵でした。

    竹蔵

  • この手の本は人名の多さと複雑さに圧倒されて途中で断念するケースが割と多かったけど今回に関しては難しいと言えば難しいけど割とすんなり読めた。
    入門編としては適切かと。
    尊敬する出口さんが愛してやまないローマ、近いうちに訪れたい。

  • 出口さん作品ではあるものの、それらしさはあまり無く、印象としては、上野真弓氏の著作。出口さんは監修程度か。時代の簡単な概要とその時代のキーパーソンについて描かれているが、薄いのと時系列を追いすぎるせいか、深みがなく結局面白味に欠ける。
    予備知識がある人が、それらと共に歴史の流れを振り返るためのガイド本みたいな感じ。

  • 読みにくい。
    時代があちこち行き渡り、通史の感覚が養えない。


    人口に着目した点が画期的と自負してるようだが、取ってつけたように扉絵で差し込まれているくらいで、中身は教科書通りで目新しさはない。


    後半は筆者の趣味?の美術評論が多く、ローマ史入門を謳うには偏っている。

    これが出口氏の本なのだとしたらあまりにも片手間の仕事。他のの本もたかが知れていると思ってしまった。名前貸しだけなのだろうか?

    教養とは、知識人が知っている話をいかに知っているか?程度のことと捉えたら確かに題名で教養を謳う本書は、その程度の内容しか期待できない。

  • 2024年12月22日、グラビティの読書の星で、ローマ在住の女の子が「冬休みに読む本を決めた」と紹介していた3冊のうち③。

  • 人口の推移から見る、というのは新しい視点でしたが、それが通底としてあったかは疑問。ローマ帝国、中世、ルネサンスまでは適切な表や図もあって興味深く読めました。その後はちょっと着いていくのがしんどかったです。なんか教科書めくってるようでした。年表や芸術作品の写真などがもう少しあれば楽しく読めたかもしれません。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)名誉教授・学長特命補佐。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年~2023年、APU学長。2024年1月より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)、『逆境を生き抜くための教養』(幻冬舎新書)、『出口治明学長が語る 人生が楽しくなる世界の名画150』(星海社新書)、『働く君に伝えたい「考える」の始め方』(ポプラ社)等多数。

「2024年 『人類5000年史Ⅵ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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