そらいっぱいのこいのぼり (世界文化社のワンダー絵本)

  • 世界文化ワンダークリエイト (2022年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784418228232

作品紹介・あらすじ

・こいのぼりの由来を伝える行事絵本。
・美しく細密な絵で、日本の風景、伝統を描きます。
・絵探し、文字探しで、子どもも大人も絵を楽しめます。

ゴールデンウィーク、おじいちゃんの家でコイの滝登りを見たケンゴ。
そこでおじいちゃんに、こいのぼりの由来について聞き……。
「どうしてこいのぼりをあげるの?」という、
子どもの素朴な疑問にこたえながら、美しく細密に描かれた絵で、
日本の端午の節句の風景を味わえます。
カバーでは絵探し、文字探しが楽しめ、本文中にも各見開きに
絵本と関わりの深い言葉(5つの文字)が隠されています。
絵を読む楽しさがよりいっそう深まる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • とても美しくて細かな絵に魅了される。
    気持ちいいほどの青空に浮かぶこいのぼり。
    爽快感もあり清々しい。

    ゴールデンウィークにおじいちゃんの家へ向かった。
    近くで川遊び。
    そこで目にした「こい」は、一生懸命に川の段差を昇っていた。
    おじいちゃんが、これがコイのたきのぼりだと。
    中国の昔話で、大きな滝をのぼったコイが、りゅうになる話。
    こどもの日にこいのぼりをあげるのは、この話がもとになっている…子どもたちが、コイのようにたくましく育つようにと。
    次の日は、空いっぱいのこいのぼりを見る。

    今年のゴールデンウィークもどこかで、空いっぱいに広がったこいのぼりを見ただろうか⁇
    残念ながら私は目にすることはなかったが、この絵本を見るとやはり見たほうが良かったなと思う。
    5月の空を気持ち良さそうに泳いでいる姿は、こちらの心の中まで洗われる気分になる。

  • 好きな作家さんのひとり。
    鯉のぼりを上げているお宅も減ってきたなあ。
    我が家もとうに上げなくなってしまい、数年前に地元施設に寄付をした。
    毎年5月に我が家の鯉のぼりたちも泳いでいるかなぁ。

  • 鯉のぼりが空になびく様子がとてもきれい.

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著者プロフィール

羽尻 利門(はじり・としかど)
1980年、兵庫県生まれ。立命館大学国際関係学部卒業。絵本の出版のほか、小学校の教科書の挿絵など多くを手がける。近著に『ねこのえきちょうさん たま』( 金の星社)、『手ぶくろを買いに』( 新日本出版社)、『つきみのまつり』(世界文化社)、『きみも運転手になれる!パノラマずかん運転席』( パイインターナショナル) などがある。日本児童出版美術家連盟会員。現在、徳島県阿南市在住。

「2024年 『四角い空のむこうへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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