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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784418238149
作品紹介・あらすじ
東日本大震災を知らない子どもたちへ
記憶を引継ぎ、希望を伝える写真絵本
東日本大震災から毎月東北へ通う写真家が、
震災を知らない子どもたちへ伝える、
東日本大震災と12年間の東北の人々の写真絵本です。
震災の悲惨な事実を伝えるとともに、
日々を生きることの大切さ、
日常が決してあたりまえでないこと、
毎日を大切に生きていこうという、
生きるメッセージが込められています。
2023年は震災で亡くなった方の13回忌にあたります。
報道とは違う視点から、東北を想い、
希望を写した、心に伝える写真絵本です。
感想・レビュー・書評
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涙なしには読めなかった。
本当は子ども達に読んで聞かせたい。
でも泣かずに読める自信がない。
本の中であの時赤ちゃんだった子達が中学生になった写真が載っていた。
いい笑顔で写っていた。子ども達が笑っている。それだけで涙が溢れる。
うちの子はあの時お腹の中にいて何も知らないから、やっぱり知っていてほしい。
だから読んだけど、やっぱり泣いちゃった。 -
3.11以降、東北を定期的に訪れている写真家が2023年3月に出版した写真絵本。
あの日を知らない子どもや記憶に残っていない子どもだけでなく、そこを通ってきた人たちにも見てもらいたい。長くかかわってきた人だからできた写真絵本だ。 -
カミングコーベというフェスの特設ブースで初めて写真を拝見しました
教室に散乱されたランドセル、それに添えられたメッセージに泣きそうになりました
そして灯籠流しに被災者達が書いたメッセージ
他人を気遣ったり、感謝したり、人の役に立つ様な職業に就きたい目標、家族への言葉に感極まりました -
写真家が月命日に東北を訪れた記録。
読み聞かせるなら少人数向け。高学年から。 -
8歳3ヶ月の娘
5歳3ヶ月の息子に読み聞かせ
子どもたちは知らないんだよなー
こういうことがあった
ちゃんと伝えていきたい -
K
六歳三か月
Y
三歳十一か月 -
毎月必ず月命日の11日には被災地を訪れる写真家 石井麻木さんの写真絵本。
震災の惨劇、生きる人の顔、子供たちの成長に、溢れる笑顔。
ずっと被災地に寄り添っているこの人だからこそ撮れる写心に優しく温かいことば。
ページをめくっては涙が止まらない。
「知ることしかできないということは、知ることならできるということ」
たくさんの人に届いて欲しい。知って繋いで欲しい。と本気で思う一冊。
人柄も含め、尊敬する大好きな写真家さん。
本書の印税収入は東日本大震災遺児支援を行っているあしなが育英会に全額寄付されるという。
その心意気にも胸打たれる。
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感想 :

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