おしえて!あむあむさん (世界文化社のワンダー絵本)

  • 世界文化ワンダーグループ (2023年10月4日発売)
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本 ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784418238460

作品紹介・あらすじ

心がほっこりあたたまる 編み物のおはなし

ひつじのあむあむさんは、森の編み物やさん。
ある日、くまさんが小さくなって着られなくなったセーターを持ってやってきます。
あむあむさんは毛糸をほどいて、また編み直して……
編み物が次々に形を変える楽しさや、友だちを思いやる優しさ、
物を大切にする気持ちを描いたお話です。寒い冬に心がほっこり温まる絵本です。
人気イラストレーター浅野みどり氏による温かみのあるおしゃれなイラスト、可愛らしいキャラクター、
毛糸をほどいて別のものに編み直し何度も使う、ものを長く大切にする、SDGsにつながるストーリーです。

感想・レビュー・書評

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  • 羊のあむあむさんの編み物屋さんが素敵! 毛糸やニット、用具や本などを売っているだけでなく、編み直しのオーダーも受けてくれるなんて。くまさんのセーターが森の子どもたちのあったかグッズになり、そのグッズが寝込んだくまさんのあったか毛布になり…と、ほっこりするリサイクルですね。

  • 編み物屋さんのひつじ・あむあむさんがいろんなものを作ってあげるサイクルの話。
    私自身編み物をするので借りてみた。

    絵の色合いやタッチが優しいんだけれどもふんわりしすぎず、好みのかわいさ。

    くまさんが置いていったセーターが別のものになり、それをほどいてまた別のものに、それをほどいてまた別のものに……というお話。
    みんなの気遣いによって成立している。

    くまさんがブランケットを持ってきた時、せっかく作ってくれたんだからもらっておきなよと思ったが、これもくまさんの気遣いか?
    子どもたちのものをほどいて作ったと知ったら、持っていきたくなる気持ちもわかるが。

    失敗してもほどいてやり直せる編み物。
    失敗してもやり直せることと、思いやりを学べる絵本だった。
    最後のページの、子どもたちの編み物の編み目があむあむさんよりも粗くて芸が細かくてかわいい。

    おすすめ年齢は3・4・5歳から。
    身近に編み物をする人がいるなら、なおおすすめです。

  • 4歳7ヶ月。図書館

    2本の棒でまたたくまにいろんなものを
    編み上げるあむあむさん。

    寒い冬に外で遊べない子どもたちへ
    手袋ならぬ、みみぶくろ、しっぽぶくろなど
    いろんなものを作ってプレゼント。
    これで温かくなって子どもたちは
    外で遊べるように!

    個人的には…
    くまさんが風邪引いた時、
    せっかく編んでもらったプレゼントを
    くまさんのために
    他のものに変えたいとあむあむさんに
    お願いするところがあまり好きじゃないけど…
    (せっかくもらったものは大事にして欲しい)

    冬に読むとほっこりと暖かい気持ちになる絵本。

  • 編み物とよく合った温かみのある絵で、ストーリーも人のために編み物を作るもので心温まる。キャラクターも可愛らしく、女の子に喜ばれそうな絵本です。

  • くまさんが元気になってよかったです。終わります。

  • ほっこりする

  • 8歳6ヶ月の娘
    5歳6ヶ月の息子に読み聞かせ

    絵がかわいい
    毛糸の質感がいいかんじ

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著者プロフィール

愛知県出身。コピーライターを経て作家となる。
主な著書に、『よろしくパンダ広告社』(学研プラス)、『キニ子の日記(上・下)』(WAVE出版)、
『区立あたまのてっぺん小学校』(金の星社)、『たぶんほんと』(マッシュノート)など。

「2022年 『切手デザイナーの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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