日本木造遺産 千年の時を超える知恵

  • 世界文化社 (2024年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784418242108

作品紹介・あらすじ

建築探偵・藤森照信×写真家・藤塚光政
深い洞察力と渾身の撮影で、日本の木造遺産を総力取材!

・2019年から足かけ5年にわたる雑誌「家庭画報」の好評連載を書籍化
・腰原幹雄によるコラム「構造学者の眼から見た木造遺産32」も必読!

建築探偵の藤森照信が深~い文章を、建築写真界の大御所・藤塚光政がキレのある写真を撮る……。二人の巨匠がタッグを組んだらこれはもう最強、将棋にたとえれば「飛車」と「角」。でもそれにとどまらず、それぞれの木造遺産について構造学の観点から、東京大学生産技術研究所の腰原教授がコラムを寄稿。そんな贅沢極まりない連載を雑誌を「家庭画報」は足かけ5年にわたって続けました。本書は32の木造遺産を雑誌とはまた異なる仕立てで再構成した“後世に残したい”一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 吉野の杉。紀州の檜。

    箱木千年家(はこぎせんねんけ)。806年に建てられた古民家。神戸市北区。

    宗教建築は奥に縦長であれば、信仰の対象をゆとりをもって拝める。横長になると信仰の対象は眼前に迫る形となる。選ばれた一部の人しか入らなかった寺は横長、一般民衆の祈りの場であった寺は縦長(富貴寺の阿弥陀堂)。p.148

    土間と土間のかまどは縄文起源。縄文の血が流れ込んでいる。p.161

    茶室。待庵(たいあん)は革新性・精神性。如庵(じょあん)は情感と多様な面白さ。p.168

  • 写真だけを眺めるのも美しいのでおすすめです。

  • 建築家で建築史家の藤森照信が文章を書き、写真家の藤塚光政が撮影をして、腰原幹雄が構造についてのコラムを書いて日本各地の魅力的な木造建築を紹介する、という一冊だ。

    法隆寺のような国宝級の超有名建築から、本書ではじめて知った地方の民家まで、紹介される建物はさまざまで面白い。
    木造かつ歴史がある、となるとどうしても寺社仏閣が多くなるけれど、それでも十分にバラエティに富んでいる。

    あとがきを読むと、撮影地の多くは藤塚氏が決め、時に藤森氏や腰原氏がアドバイスをしながら各地を回ったようだ。

    藤森氏の文章も、建物ではなく庭やロケーションのことばかり書かれていたり、藤塚氏の写真も「写真として美しい」ために建物の全体像がわからなかったり(説明用の写真ではないので)それぞれに好きなように書いて・撮っている感じが楽しい。

  • 日本全国の木造遺産が紹介されていました。
    いくつか実際に見てみたいと思いました♪

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著者プロフィール

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

「2019年 『増補版 天下無双の建築学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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