マンガ世界の文学 (3) チャタレイ夫人の恋人

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418962013

感想・レビュー・書評

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  • 日本でも伊藤整さんの完訳が猥褻として裁判にまでなったイギリスのD.H.ロレンスさんの作品を川崎三枝子さんがまんが化したもの。

    イギリスの階級社会の感覚って言うのは、日本で言うとどんな感じなんだろ。
    大名の正妻さんが下働きの下男と関係を持っちゃうとかかな?

    それでも、このお話のように旦那さんがケガで下半身付随になって跡継ぎを作れない、でも跡継ぎがいないとお家は断絶ってことなら、同じような話になるんだろうし、なんだかんだで旦那さんが認めれば離婚もないし、お子ちゃまも生めたんだろうね。

    コニーさんだっておそらくそうなるはずが、女性を子供を生む機械のようにしか見ない旦那さんがイヤになり、森番さんを本気で好きになったから、貴族の妻という立場を捨てて、森番さんと一緒になるために家を出たわけで…。

    猥褻だのなんだのその部分ばかりがクローズアップされるお話だけど、結局は純愛だと思いました。
    不倫を推奨するわけではなくて、時代背景とかを考えると、いろいろと考えさせられるお話だよね。

  • チャタレイ夫人の恋人はどんなものか初めてわかった。不倫愛だな。夫が実業家としての側面しかもっていなくて、チャタレイ夫人を満たしてなさすぎだわ。

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著者プロフィール

D.H.Lawrence.
1885 ~ 1930 年。イギリス出身の作家。
大胆な性表現や文明社会と未開社会の葛藤などを主なテーマに据えた。
イギリスからイタリア、オーストラリア、ニューメキシコ、メキシコと遍歴。
この間に、『アーロンの杖』『カンガルー』『翼ある蛇』などの問題作を
次々と執筆。ローロッパへ戻ってものした『チャタレイ夫人の恋人』が
発禁処分となるなど、文壇の無理解もあり長編の筆を折る。
その他の代表作に『息子と恋人』『虹』『アメリカ古典文学研究』
『アポカリプス論』など多数。

「2015年 『ユーカリ林の少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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