マンガ世界の文学 (8)嵐が丘

  • 世界文化社
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本棚登録 : 19
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418962068

感想・レビュー・書評

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  • ジョジョのはじまりは、これの模倣だったか。。
    知らなかった!

  • ブロンテ姉妹の妹のほう。
    エミリー・ブロンテさんの唯一の長編『嵐が丘』をマンガ世界の文学シリーズで読みました。

    ちなみにお姉さんのシャーロットさんは、同じシリーズに入っている『ジェーン・エア』の作者さんだよ。

    森園みるくさんの上手だけどベタな作画は、この物語にとても良く合っていました。
    ヒーローのヒースクリフくんもヒロインのキャサリンさんも、どっちもダーク系ってのがいいね♪

    彼や彼女に関わる人たちが、ことごとく破滅していく姿は、ある意味あっぱれって感じでした。

    中二病全開の『ロミオとジュリエット』のような展開が物足りなくなった世代には、かなり面白いと思う。
    ロミジュリはピュア=若くて無知ってところがあるけれど、こっちはダークだけどピュアってお話だから…。

    まぁ、原作はもっといろいろあって、人間模様も複雑で次世代まで関わってくる物語だけれど、こういうまとめ方もいいんじゃないかな~。
    楽しめました♪

  • 漫画で読めるのは有り難い。こんなどろどろとした内容が名作だったとは・・・。漫画で読んで良かった。文字なら積ん読にしていたが、漫画は面白かった。原典は読みたくないが本書はおすすめできます。漫画家さんのあとがきは本書の締めくくりとして最高。あとがき故に星四つ。

    あらすじメモ(ネタバレ):
    お金持ちに拾われたヒースクリフ。そこには兄と妹がいた。兄は彼をいじめ、妹は彼と恋に落ちる。しかし身分は使用人。妹キャシーは隣家の富豪の息子と結婚してヒースクリフと永遠に恋をするつもりでいた。傷ついた彼は逃亡し、なんとか自分も富豪の仲間入りを果たし帰郷。その頃兄は飲んだくれて破産寸前。ヒースクリフは家を乗っ取る。そして隣家に乗り込む。隣家には当主とキャシーそして妹がい,妹と結婚を果たす。それはすべてキャシーへの復讐の故…。

    キャシーは病にかかり死ぬが、幽霊?として思い出の場所にヒースクリフとともに行く・・・。

    終わり(爆)

  • ドラマ「愛の嵐」が原作モチーフにしているとのこと。でも原作を読むパワーはないので、森園みるくさんなら間違いない!と思って読んだ。
    うん、やっぱりみるくさんの作品は人物も描写もすべて美しくて素敵。
    肝心のストーリーだけど、主人公の女性が結構高慢な感じで?
    意外。
    この時代のドラマは貴族階級の女性がたかぴしゃなのが当たり前だったのか。
    でもやっぱり恋にハマっていく姿に、身分の上下はないと思ってしまう。

    クールで熱い情愛を描かせたら本当にみるくさんはすごいと思う。

  • きっかけは、某所で耳にした
    「ケイト・ブッシュの嵐が丘は良い歌だ」という話だった。
    どんな歌だろうと試しに聞いてみたところ、アノ歌ではないか。

    そして初めて歌詞を読み、ストーリーが気になり、
    この本を予約した。

    ***
    これは……ひどい。
    なにしろ、読み終わるまで
    一度も晴れやかな気持ちになれない。

    ハッピーエンドのお話なら仲直りの布石でしかない、意地と嫉妬。
    こじらせると、こうなってしまうのか。

    面白くないというわけではない。
    とても考えさせられるし、
    エピソードは壮絶で読みごたえがある。

    出会ってから死ぬまで、狂おしいほどに相手を愛し続け、
    その愛に応えてくれないことを恨み、復讐し、
    しかし見つめ合えば愛さずにはいられない。

    恐ろしいのは、男女お互いがその状態にあることだ。
    死の床にあっても、抱き合って涙を流しながら罵り合い、
    その口でキスをする、これが壮絶でなくて何だというのか。

    フォアグラの後にガトーショコラ、くらい
    濃厚な恋愛ものが読みたいかたはどうぞ。

    ***
    読後に、あらためて歌を聴いた。

    良い歌だ。
    白い衣装でのダンスも合っている。

    読んだ価値があったというものだ。

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