インドは今日も雨だった

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418975112

感想・レビュー・書評

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  • 今から四半世紀前に書かれたインド・ネパール紀行本。
    この25年でインドは経済的に劇的に成長した。この本に描かれたインドやネパールの風景は今はもう無いかもしれない。だけどきっと変わらないものも数多くあるはずだ。
    日本だって人々の暮らしは95年と今とでそんなに大きくは変わっていない。

    まだ見ぬ土地インドとネパール。いつか足を踏み入れたい。その風景があまりに変わり過ぎてしまう前に。

  • 月刊誌⇒季刊誌⇒期刊誌⇒休刊となった『旅行人』の編集長の本。

    バックパッカー向けの雑誌の編集長だけあって、
    予想通り鮮烈な内容。

    これを読んでインドに行きたい!と思うほど若くないし、
    もともとバックパッカーじゃないから、
    純粋に読み物として楽しんどいた。

    まぁ、十数年前の本だから、
    もともと今回のインド旅行の参考になるとは思ってなかったけど、
    予想以上にインドは手ごわそう・・・大丈夫かな。

  • 『ゴー・ゴー・インド』から10年ぶりとなった蔵前さんのインド紀行。1997年発行だから、それももう10年以上前の話なのですね。僕にとっては、ダラムサラ、デリー、カルカッタ、ポカラ、カトマンズなど懐かしい場所、そして懐かしい宿の話が満載で、それだけでも嬉しい一冊です。初めての旅で描かれたイラストが収録されていて、蔵前ファンには眉唾もの。

    パハールガンジ(メインバザール)のイラストを見ていると、無性に旅に出たくなります。

  • コアな旅行雑誌「旅行人」を主宰している著者が、インドのチベットに関係する地区をバックパックを背負って旅した紀行文をはじめ、ネパールやインドのコルカタを旅した時の話がイラストと一緒に紹介されている。
    十年以上前の話なので実際の旅の参考にはならないけれど、バックパッカーの聖地だった当時のインドの姿がよくわかる。

  • 「インドの中のチベット」を探し求めて旅をする旅行記。
    挿絵が多くて読みやすい。
    旅行期間が短いので内容的にはちょっと薄いかな。

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著者プロフィール

蔵前仁一
1956年(昭和31)鹿児島県生まれ。旅行作家・グラフィックデザイナー。
慶應義塾大学卒業後、80年代初頭からアジア・アフリカを中心に世界各地を旅する。
個人旅行者のための雑誌、『旅行人』編集長を務め、多くの旅行作家を輩出、
バックパッカーの教祖と呼ばれた。
『ゴーゴー・アジア』や『ゴーゴー・アフリカ』(ともに凱旋社」)をはじめ、
『旅で眠りたい』(新潮社)、『あの日、僕は旅に出た』(幻冬舎文庫)、
『よく晴れた日イランへ』(旅行人)など著書多数。

「2018年 『テキトーだって旅に出られる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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