簿記の考え方・学び方

  • 税務経理協会 (2006年8月5日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784419047696

感想・レビュー・書評

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  • 簿記の初心者向けに書かれた本のように見えるが、実は見かけほどわかりやすい本ではない。日商簿記3級程度では歯が立たないのではないかと思う。

    取り扱っている内容が、税理士試験レベル。最初に例示されている仕訳から分記法で、総記法も既習知識として扱われ、3分法しか知らない初心者は困惑するだけだろう。

    コラム風の文章の寄せ集めだが、図表などのビジュアル的体裁が弱く、初心者がこれを読んで簿記嫌いにならないことを願うばかりである。

    簿記の初心者が、おおづかみで簿記の考え方を知りたい、ということであれば、『アンソニー会計学入門』あたりを読んだ方がいいと思う。

    P.S.
    2019/02/09読了。ようやく読了した。上の書評は読みかけで書いていたのである(笑)。

    「簿記学」とはいかに?等、一般人にはどうでもいい話が何度も出てくる。吉田簿記、沼田簿記を「負の遺産」と断言するなど、なかなか攻撃的。

    本書を根性で読了できたことが、俺は何より嬉しいのだ(笑)。たぶん最初に手に取ったのは、10年以上前。長かった…。

    これで心置きなく、ブックオフに叩き売れるわ!会計資格系受験生にはすすめない。時間の無駄だ。

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