実例でわかる 相続税に強い税理士になるための教科書

阿藤芳明

• 税務経理協会 (2013年2月28日発売)

感想・レビュー・書評

["癒し職人"ヒロ之丞さんの感想 · 2024年1月5日]

教科書というよりは、もう少し具体性をもったケース・スタディ的な本である。

資産税の実務をひと通り経験してからじゃないと、イメージしにくいところがあった。

著者はもともと国税の役人だったらしく、"中の人"的な視点での情報も面白い。

もう少し資産税の経験を積んでから、読み返してみたい本だ。

[Tsumohaさんの感想 · 2013年9月17日]

今年の税務業界本ベストセラーと言っても過言ではない本書を遅ればせながら読了。つもらが読んだ書籍が6刷目。税務業界本としては異例の増刷。確かに巷間にあふれる相続本にはない魅力が本書にはあると感じた。折に触れて解説される著者の経験に基づく事例は、相続税申告における独特の難しさを語っている。相続実務に精通されている方は、物足りなさを感じるだろうが、入門者もベテランも一読の価値ありと感じた。