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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784419067793
作品紹介・あらすじ
経営者が突然亡くなったら? 資金繰り、代表取締役の選任、社葬からM&Aまで、「緊急対策」と「普段の備え」をわかりやすく
感想・レビュー・書評
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中小企業の社長が突然死んだ場合の対応方法が物語形式で解説されている。資金繰り、代表取締役の選任、社葬の手順、相続、M&Aといった項目が挙げられているが、社葬のところがやたらと手厚く、その他は概要のみの解説だった。アイデアとしては面白いが、これで詳細が理解できるというものではない。
P122
ウ 経営者の相続における相続放棄の注意点
中小企業経営者が突然死した場合、早急に株主総会を開催し、代表取締役を選任する必要が生ずる場合があります(P57)。 この場合、経営者の相続人については、株主総会において議決権を行使しなければなりませんが、相続放棄の申述受理の前に故人の株主権(議決権)を行使することは、「相続財産の処分」に該当するものとされており、単純承認したものとみなされます(東京地裁平成10年4月24日判決)。
相続放棄を検討している相続人については、速やかに相続放棄の手続を行うとともに、株主総会の決議に参加しない等の対応が求められるといえます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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