不安の立像 (ジャンプスーパーコミックス)

著者 :
  • 創美社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784420137485

感想・レビュー・書評

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  • 数多くある諸星作品の中でも珠玉の一集。純粋な「恐怖」だけに限定して言えば、その瞬発力はそれほど無いものの、一編一編にじわじわと体を侵食してくるような、それこそ「不安」が仕込まれている。最高!

  • ちょっと怖かった。
    絵が、不気味だけど可愛さもあって、不思議。
    大人のための怖い話だな。

  • 諸星大二郎氏の作品『不安の立像(1993)』を読了。 やっぱ諸星大二郎氏が描く・・・世界観が大好きなんだよなー。 特に”子供の大国”とかラスト・・・怖すぎる… ”ユニコーン狩り”は・・・ラストが微笑ましくて好き。

  • 他がホラーばかりの中で異色作の「ユニコーン狩り」が良かった。ユニコーンの登場シーンが綺麗で綺麗で。

  • ダンゼン「子供の遊び」が気持ち悪くて良い出来。

  • 数え切れないけど何度目かの読了につき記事編集。
    もしかしたら、そんなこともあるのか……と思わされるような、
    心の隙間に忍び込んでくる怖い話の数々。
    まかり間違えば自分の身にも降りかかるかもしれない、
    と感じさせられるところが最高に気持ち悪くて堪らない、
    いや、いい意味で(笑)
    表題作に登場する“佇む人”や、
    「子供の遊び」で飼育される奇怪なペットなど、グンニャリした質感に怖気。
    画面(描写)がさほどグロくない割に、
    そういう生理的な嫌悪感を催させるのが抜群に上手いな、諸星先生。

  •  

  • 短編集。
    『世にも奇妙な物語』で映像化された「復讐クラブ」をはじめ、恐怖とユーモアと不気味さにあふれた作品集。
    他の誰にも描けない絵。

  • このタッチが雰囲気を助長する。
    不安=恐怖
    未知はホラー。
    子供、という存在はある種の恐怖を生み出し易い、気が。

  • 諸星さんの中である意味一番怖い作品です。
    じんわり怖く深い短編集。

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著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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