作品紹介・あらすじ
友達と親友の違いって何だろう?
職場、学校、近所。それぞれに友達はいたけれど…。今、あなたに親友と呼べる人は、いますか…? 女のホンネを繊細に描く大人気シリーズ第1巻。
感想・レビュー・書評
絞り込み
-
親友や友達について考えさせられた。
大人になってからの友人関係の変化については共感できるところが多かった。確かに大人になると学生時代のような「親友だよね」みたいな関係とは変わってくるし、どうしても距離ができてしまう。寂しいことだけど、それでも繋がっている相手っているもの。
それぞれの登場人物についてはあまり共感できなくて、淡々と進むのもあって感情移入しにくかった。
ギスギスした関係が多くて、こんな関係じゃ疲れるだろうなぁと思った。もっとあたたかい関係も描いて欲しいな。
そして、みんな意外と親友と呼べる人がいないのかなとも思った。
-
「親友」という言葉の意味を考えさせられる。
どの登場人物にも共感しにくかった。
特に3人組の話は、3人の関係が最初から良いなとは感じられなくて、なんでこの3人は一緒にいるのだろうと疑問しかなかった…。
著者プロフィール
代表作に「澤飯家のごはんは息子の光がつくっている。」「東京少女」「少年少女は欲情する」など。現在は増刊「Flowers」にて「澤飯家のごはんは息子の光がつくっている。おかわり!」、「オフィスユー」にて「われなべにとじぶた」連載中。
「2015年 『私の彼は仕事ができない ③』 で使われていた紹介文から引用しています。」
山田可南の作品