世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (集英社クリエイティブコミックス)

  • 集英社クリエイティブ
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784420220552

感想・レビュー・書評

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  • 本題のキューバのくだりはおもしろかったんだけど、巻末のマンガがおもしろくなかった。
    修復うんちくエッセイならおもしろそうだけどな。

  • キューバの暮らしが窺い知れる
    物資不足のため配給制度
    社会主義国キューバ
    資本主義国アメリカ

    ジャーナリスト 兼高かおる
    「80日間世界一周」夢溢れるテーマ曲

    南京豆売り
    キューバの音楽

    ヘミングウェイ 老人と海
    キューバ生活

  • ヤマザキマリさんのを読むと元気が出るのは何故だろう。

  • キューバってすごいなぁ、という感じ。
    読んでるうちに慣れるけど、最初はなんかガチャガチャした印象で、やや疲れる。

  • 本編はよくある海外体験記の内容のように感じた。絵画修復の漫画は本当に本人が描いたのか?ってくらいミゾミゾした。題名から受けた印象は『海外でどのように漫画のネタの着想を得たとか、画材の入手方法や漫画原稿の送り方にどのような苦労があったとか、それらをどのように工夫したり、各種サービスの発展などの変化により漫画を描き続けられたのか』という内容かと思っていたがそのような描写は2〜3コマしかなかった(笑)勝手ながらそこが読みたかった(笑)

  • ヤマザキマリの原点、旅や海外の暮らし。実際はものすごく大変だったろうけど、それ以上に得たものの大きさが作品を面白く輝かせている。デビュー作は絵画修復士が主人公で、個人的にすごく興味がある、好きなテーマでした。

  • 著者は同い年である。「兼高かおる世界の旅」も好きで視聴していた。にも関わらず、自分は日本を飛び出していない。これが当り前なのかも知れないが、何だか置いてけぼりで「自分は農耕民族」なんだという感じ。キューバ滞在記、良いですな。某TVプログラムの超田舎に泊ろうみたいな感じ。特別掲載のSPLENDOR! は、やはり絵・物語ともに荒挽き感が否めない。幻のデビュー作ということで、まあ目をつむりましょうwww

  • キューバに行ってサトウキビ刈った体験だけでも凄い。

  • 現実逃避の手段はいくつかありますが、外国に関する話を聞くのもその一つ。特に自分ではまず行けない場所の話だと、実生活や閉鎖的な自分自身が頭の遙か彼方に追いやられ、思う存分浸れます。
    この作品、始めの方では「行けない」というか「行かない」国が多く取り上げられてます。キューバ、エジプト、シリア、ヨルダン、衛生状態や治安の面から遠慮したい国ばかり。しかしそこはなんたって遊牧民体質のヤマザキマリさん。本人の望む、望まないに関わらずほとんど突撃状態で入国していきます。体調を崩そうが、仕事が山積みだろうが、それぞれの国の良さを見つけ、対話し、アクシデントさえ可笑しく楽しく表現してくれる。それだけに、パルミラ遺跡やアレッポの場面では自分でもびっくりするほど胸が痛みました。作者達が会った人たちは無事なのか。当時と同じ光景はどんなに望んでも見ることは出来ないのか。このときばかりは現実に引き戻される。
    しかし怖いのは、だんだん行ける気がしてくること。めげたり逃げたくなった時に「古代遺跡見に行こう」「キューバでパパスペシャル飲んでこよう」とあまりにスムーズに考えている自分にびっくりしました。まぁ、作中に出てくる場所の中では行けたとしても台湾だな…。

  • ほんのりウルルンなキューバ滞在記。キューバ料理食べてみたいな。

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著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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