藩擬人化まんが 葵学園

  • 集英社クリエイティブ (2013年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784420310642

作品紹介・あらすじ

藩擬人化まんがと歴史解説のコラボ歴史読本!
生徒会長・江戸君が牛耳る葵学園。次期生徒会長を狙う尾張君、水戸君、紀州君。江戸時代を一つの学園とみたてた藩擬人化まんがと、ユニークで分かり易い解説をコラボ。新タイプの歴史読本が登場。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の藩(藩主・著名人や特産品、石高、藩内で起きた出来事など)を男子学生に擬人化した漫画と解説文からなる一冊。日本を全寮制の学校に見立て、朝廷を《学園長》、将軍を擁する江戸を《生徒会長》、御三家を《生徒会役員》に割り当てた学園ものになっているので、関係性をざっくりと把握しやすい。
    漫画は先にブログで公開されていたものを収録しているので、すでにそちらを見ていたら特に目新しさはない。解説文は「歴史の解説」と聞くと堅苦しい印象を持つが、くだけた言葉で説明しているのでわかりやすい。
    歴史に詳しい人には物足りなかったり、わかりやすさのためにニュアンスが違ったりするかもしれないので、《娯楽優先の入門編》として捉えたほうがよさそう。

    御三家(尾張・紀州・水戸)や加賀・薩摩・仙台・長州など、やはり江戸との絡みがある藩や大きな藩に偏ってしまうのは仕方のないところか。
    「恋人同士の江戸君と佐倉君」や「長州君に対する岩国君の感情・反応」など、少しBL要素があるので苦手な人は注意。BL読まない者としては、デフォルメ寄りの絵柄で生々しくない・そもそもギャグ・人間の姿をしているが藩…などの理由から、スルーできるレベルだとは思う。

    書籍はこれっきりだが、漫画担当の森ゆきえ先生のブログには未収録分の漫画(書籍未登場キャラ含む)が山ほどあるので、気になったら要チェック。書籍収録分と同じテイストのものから、史実要素よりも擬人化のキャラクター性が強いもの、江戸時代が舞台の大河ドラマの感想など、かなりフリーダムな内容になっている。

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著者プロフィール

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』『愛と欲望の世界史』『眠れなくなるほど怖い世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』『乙女の美術史 日本編』『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。

「2022年 『本当は怖い江戸徳川史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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