ジジイの文房具 (「ジジイ」シリーズ)

  • 集英社クリエイティブ (2024年3月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784420311069

作品紹介・あらすじ

老若男女を問わず清々しく暮らすための片づけエッセイ『ジジイの片づけ』、日々の活力源である食と料理について綴った『ジジイの台所(だいどこ)』に続く、おなじみの「ジジイ」シリーズ第3弾!

長い人生、たえずそばにあるペンや紙などの文房具。
子どもの頃に使っていた鉛筆や消しゴム、世界の国々に思いを馳せた地球儀、母親の裁縫箱にあった分度器、大人になり奮発して買った万年筆──著者の思い出を紐解きながら、私たちの身の周りにたたずむ文房具の魅力と“手書き”の喜びを綴るイラストエッセイ。
文房具と過ごす時間が愛おしくなる、18編+15のコラムを多数のイラストとともに掲載。

【目次より】
万年筆に思いを託す
ヴィンテージの万年筆の彼方
地球儀のいざない
ハサミに挟まる
文房四宝(ぶんぼうしほう)
シャープペンシルは永遠不滅である
消しゴムに滅びゆく美学を見た
書斎の歴史アーカイブ
色褪せた分度器
佐野洋子さんのボールペン
ガラスペンに夢を託す
電子辞書にすがる
軽井沢の別荘と巻尺
鉛筆削りにすがる
パリに恋して
夢見る手帳
枯れないジジイの愛
小さな文具店を見つけよう

【本書「まえがき」より】
旅先のショーケースや陳列棚で、あるいはホテルでスケッチ帳に没頭する机の上で、さらに移動中の鞄のポケットで、ただ静かに佇みながら文房具は新たな世界へといざなう。
そして今日も気に入ったガラスペンを手に取り、何かを書き記さずにはいられない。
文房具は「沈黙は金、雄弁は銀」そのものを教えてくれる。

【著者プロフィール】
沢野ひとし(さわのひとし)
イラストレーター・エッセイスト・絵本作家。1944年愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌『本の雑誌』創刊時の1976年より表紙と本文イラストを担当。山岳をテーマにしたイラストエッセイで人気を博す。1991年、第22回 講談社出版文化賞 さしえ賞受賞。著書に『鳥のいる空』(集英社)、『さわの文具店』(小学館)、『中国銀河鉄道の旅』(本の雑誌社)、『ジジイの片づけ』『ジジイの台所(だいどこ)』(集英社クリエイティブ)、『人生のことはすべて山に学んだ』(角川文庫)、『真夏の刺身弁当 旅は道連れ世は情け』(産業編集センター)など多数。

感想・レビュー・書評

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  • 文房具への傾倒ぶりが面白かった。
    私は人から贈られた万年筆が1本だけ。しまっていたのだが最近使うように心がけている。
    道具というものには興味を掻き立てられるが100均で済ますことがほとんどだ。

    沢野さんに影響されてやれたこと。
    アレックスのスリム140フッ素コートのハサミを買ったこと。よくやった。
    カシオのEX-wordを探して引っ張り出したこと。使える。
    ニンテンドーDS楽引辞典を便利使いしてたことを思い出した。もうない。

    彼は自分の仕事と結びついての文房具好き。登山、外国旅行、散財。

    私もジジイだが、大きく違うこと。サラダを作ろうとスーパーに行くがトマトがとんでもなく高い。やめとく。キュウリは1本買い。100円ほどの千切りキャベツと合わせる。なんて世の中だ。カネがないのだよ普通人は(笑)

  • 沢野ひとしさんの文房具へのこだわり。私もこの五年間、筆記用具は八割、万年筆。日記も手帳も、万年筆で書いています。でも、一番の愛用の万年筆は、プラチナの1000円の万年筆。これが滑りが良くて、ほんと書き易いんですよ。

    シャープ鉛筆は、1.3㎜のBの太目の芯お使用。老眼の私にはぴったりの字体です。

    使ってる、万年筆の写真は多めに上げ時ました・・・・。

  • 最近、インク沼なる言葉がはやっているが、私に言わせればインクだけでなく文房具そのものが沼なのである
    作者の沢野ひとし氏もこだわりが強く、インクもさることながら万年筆、鉛筆、鉛筆削り、紙に至るまでかなり熱く語っていらっしゃる
    沢野氏の愛用する物はかなり高級なものばかりで、私には手が出ないが文房具は大好物である
    特に筆記具に関しては語りたい事も多い
    楽しく読ませていただいた

  •  無性にある文房具がほしくなることって確かにある。
     あるいは,特別手に入った文房具が,思い出に残ることもある。
     わたしの場合は,大学生になったときに姉からもらったパーカーの万年筆が,一番の思い出かもしれない。

     本書を手に取ったのは,著者が沢野ひとしだから。
     『本の雑誌』や椎名誠の本の挿絵などから,彼の絵のファンである。そんな彼のこだわりが知りたくて…。
     全部読まない間に,図書館に返すときが来たので,また借りて読もう。

  • 沢野さんの著作にはいつも楽しませてもらっています。この作品は物欲をくすぐります。

  • エピソードもさることながら、当たり前ですがイラストが素晴らしい。

  • 「ジジイ」シリーズ第3弾で、私はシリーズの中では1番面白くなかった。ジジイはヴィンテージの万年筆が好きな様で、ヴィンテージ万年筆の話が多く出てくる。私も文房具は好きだが、古いものには興味がなく、万年筆よりボールペンを好むので、趣味が合わなかった。

    話の内容も前2作品より落ちる。今回は参考になることはほとんどなかった。それにしてもこのジジイは片付け上手だが、文房具類はたくさん持っているのだと驚いた。

  • 文房具と、文房具にまつわる思い出。
    万年筆を中心に筆記用具の話が多めだけど
    たくさんの愛を感じる。

    昔からの定番にこだわるところと
    新しいものにチャレンジするところとあって
    ガラスペンにハマってしまった経緯と
    モノ語りが楽しかったです〜。
    インク買いたくなってしまうよ。

  • 読了 20240616

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著者プロフィール

1944年、愛知県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。「本の雑誌」では創刊号より表紙絵・本文イラストを現在まで担当。1991年、第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。近著『ジジイの片づけ』『ジジイの台所』『ジジイの文房具』(集英社クリエイティブ)の「ジジイ三部作」が評判を呼ぶ。『休息の山』(本の雑誌社)、『人生のことはすべて山に学んだ』『山の帰り道』(角川文庫)など山に関する著書も多い。高校生の頃に山に目覚め、国内はもとよりヨーロッパ・アルプス、ヒマラヤと厳しい山にも挑んできた。ここ数年は「ジジイにふさわしい」静かな低山登山に目を向けている。

「2025年 『そうだ、山に行こう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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