人を動かす (HD双書 1)

  • 創元社
3.96
  • (61)
  • (32)
  • (62)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 583
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422100012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本の内容は以下の通り
    ・人を動かす三原則
    ・人に好かれる六原則
    ・人を説得する十二原則
    ・人を変える九原則
    (付録)幸福な家庭をつくる七原則

    各章ではそれぞれの原則についての説明とそれにまつわるエピソードが書かれている。
    本を隅々まで読む必要はなく、目次から気になったところだけ拾い読みすればいいかな、と思った。
    書かれていることはもっともで、特に異論はないけどもこれが全部出来たらとんでもない聖人君子になれるのでは、と思った。

  • -内容- 人を動かす、人に好かれる、人を説得する、人を変える。それぞれの原則を示す。対人関係に光明を与える。

  • 人間関係で悩む時、会社でヒトを動かしたい時に何度も読む本
    仕事で人間関係に壁を作ってる人と仲良くする、その人を動かすために『〇〇さんの話が聞きたいな。』と言ってみるのはどうだろう。

    自分はこの本を読んでいて、マネージャーや上司よりも、部下に対する考え方を改めるきっかけになった。
    何故、そのような行動を取るのか?それにより相手に嫌悪感を抱くことがあるが、嫌悪感を抱く前に、相手が何故、そのような行動をするのかを理解するように努めよう。

    ヒトを動かすには、欲求を起こさせること。
    「重要感を伝えて、動かす」

    相手に好かれるには
    「関心・笑顔・名前・興味・賞賛」を意識すること。
    相手の名前を覚える。
    関心を持たれると相手は気持ち良くなる。
    関心を持って、聞き手にまわる。
    笑顔は子犬のようなもの。
    誉めることは重要感を与える

  • 気持ちが落ち込んでいる人は特に読むべき。

    本書では、乱暴に言ってしまうと当たり前のことしか書かれていない。
    しかし、上手く行っていない時、病んでいるとき、「当たり前のこと」が出来ていない自分を気付かせてくれた。

    何でこんなこと言われなきゃいけないんだ。
    自分は悪くない…。悪いのはあの人。

    そんな風に被害者面して人のせいにしている限り人を動かすことは出来ない。

    自分がそういう思考に陥っている時、次の文章で感動した。悪い気分が嘘のように一掃された。

    "この道は一度しか通らない道。
    だから人の役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう。先延ばししたり忘れたりしないようにーー。この道は二度と通らないのだから"

    自分の場合、平常時に読んでいたら「まぁそうだよね」という感想しか生まれなかっただろう。

    この本が名著として読まれ続けていることから、当たり前を実践し続けるのがいかに難しいか、ということが言える気がする。

  • ビジネスに理想的対人関係を!
    社内・外のよい対人関係をつくるために
    D・カーネギーのロングセラー
    学生生活を終えたフレッシュマンがまず読む本として大企業のトップがこぞって推奨する本。
    人は理屈や命令で動くのではなく、人はみずからそうしようと意志決定してから動くのだ。
    人は心で動く。
    人を動かすには人の心を動かすことだ。
    それには・・・相手の言い分を聞け。
    相手の望んでいることをつかめ。
    相手の仕事を正当に評価し誠実に称えよ。
    人に好かれ、人に説得する法など、豊富な実例で語る。

  • 人を動かすには、やっぱり合理性や客観的事実を使うのではなく、人の心を動かすことだ。そのためには、自己中心的ではなく、相手の立場に立つことが1番。その上で、カーネギーがこの本で述べているようなハウツーが成り立つのだと思う。
    その中で、特に相手に重要感を持たせることは全体を通して複数回出てきたが、それは人々の欲求に直接的に結びついているからだと思う。誰しも、自分という存在に重要感を感じたいし、それを感じさせてくれる人には良い気持ちを持つ。

  • [心にふれた一文]
    名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。

    [心にふれた理由]
    初対面の人に紹介され会話をし、さて、さようならをする時になって、相手の名前を思い出せない場面がよくあります。それは忙しくて覚える暇がないというのが理由として挙げられます。しかし、フランクリン・ルーズヴェルトでさえ一介の機械工の名前を覚えるために時間を割いている。つまり人に好かれる簡単な原則で、わかりきった、しかも一番大切な方法を知っていたのです。私も偉人に見習いたいと思いこの一文を選びました。

    ▼配架・貸出状況
    https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00168827

  • ③相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は万人の支持を得られる。

    ②重要感を持たせる。あなたでないとダメだと思わせる

    人を動かす三原則
    ①批判も非難もしない。苦情も言わない
    ②率直で、誠実な評価を与える
    ③強い欲求を起こさせる

    友達作り
    相手に純粋な関心を寄せる

  • GWなので、積ん読にしてあったビジネスにおける古典を読了していっている。
    「人を動かす」は古典である、しかし古典と言われる図書にある現代にも通じる智恵がある。
    これもその通り。
    誰もが様々な場面で伝えてきた言葉である。
    ・人を動かす三原則
    ・人に好かれる六原則
    ・人を説得する十二原則
    ・人を変える九原則
    当たり前だけどついついやってしまう非原則を振り返るのによいと思われます。

  •   大して興味なかったが、これだけ有名な本だから一度は読んでおこうと思っていた物。日垣氏のお勧め本にもあったが故ついに手に取ることに。

      完璧なハウツー成功本。非常にこなれた文章で読みやすいし、書かれている内容も至極まっとう。ただそれをその様に出来ないのが人間で、どの様に具現化すれば良いのかにまで踏み込めていないのはハウツー本の限界からか。特に私の様に、なんとなく人生をハスに構えて過ごしている様な者にとっては、「良いお話ありがとうございました」って程度にしか響いてこない。

      母からも妻からも「あなたは感動する心を失っている」と言われるくらいだから、余程シニカルな見方しか出来なくなってしまっているのかしら、、、、

      追伸:お恥ずかしい話ですが、比較的最近になるまで、著者のカーネギー氏は、鉄鋼王と同一人物だと思っていました。。。。

全53件中 1 - 10件を表示

D.カーネギーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×