- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422100517
感想・レビュー・書評
-
目次に書かれている原則を読むと、基本的な言葉が並んでいるが、この基本が難しい。
私の周りにいる、感じの良いママ友・人望がある上司・生徒から好かれていた先生‥、共通してこの基本の原則を自然と行っていた気がする。
いきなり全ての原則を網羅できないが、まず2つを実戦してみようと思う。
①人の名前を覚える。会話の際、名前で呼びかけるよう意識する。
②命令口調を使わない。(私の場合は、子どもに対して意識しよう)
悪い例
・あれしなさい。これしない。
良い例
・こう考えたらどう?
・これでうまく行くかな?
・これでどう思う?
・もし〇〇をしてくれたら、
△△が楽になるけど、どうかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人を動かす三原則、人から好かれる六原則などが丁寧に例を挙げて述べられており、どれも納得のできるものではあります。
サービス業や人と接するお仕事をされている方からすると割と日常的に行えていることが多かったりしますが、これが昭和の昔に出されたものなのに今でも通用するという点では真理が記されていると思いました。 -
気になっていた本。同僚から借りて読みました。
人を動かす、人を変える…影響力を与えるには、相手を否定してはいけない、ということですね。
前半は、フムフムと思いながら読んでいましたが、後半は表面的な言葉が違うだけで、同じ内容の繰り返しであった感が否めません。
勉強になったけど、くどかった分マイナスです。
-
事例が多く、わかりやすい。道徳の本
-
人と関わること、リーダーとして、また、家庭円満に必要なことがまとめてあります。
どれも当たり前のことだけど、出来ていないと気づかされました。
今後も時々この本を読み返すことで、人との接し方を戒めていきたいと思える本でした。 -
今更ながらの名著。
どこもかしこも素晴らしい、というレベルまで行かない事例も
載っているので満点とは言い難いが、やっぱり名著。
目次をコピーして、見えるところに貼っておけばOK,という
村上憲男さんの発言があったが、確かにそれは有益だと思う。
「自分が悪いと知ったら、相手にやっつけられる前に自分で自分を
やっつけておいたほうが、はるかに愉快でないか。他人の非難よりも
自己批判の方がよほど気が楽なはずだ」
これは、有益な方法だ。 -
事例があって解説がわかりやすいので教科書みたいな本です。さすがロングセラーといわれるだけあります。特に巻末の付録にある幸福な家庭をつくる七原則は、とても大昔に書かれた内容とは思えない感じでとても参考になりました。
-
相手を認める
ビジネス書、というくくりにすることに違和感があるが、人間関係について書かれた書物である。
古典に近い印象を抱いており、どんな小難しい事が書いてあるのかと思いきや、意外とすんなり読めた。
共通して訴える考え方はシンプルで、「相手の認知欲を満たす」ということ。
これは存在や考え方を認める、という事だ。
それはただ単にお世辞を並べる事ではなく、心から相手に向き合い、相手の考えに寄り添う事にある。
ただ、読みながらこういう事が出来ればいいけど、常に相手ばかり認めていたら自分の承認欲求はどうなるのだろう、と疑問に思った。
自分で自分を認めることが出来るようになりたいが、かなり客観的に自分を見つめる事が出来る、あるいは多大な自身を持っていなければ難しいように思う。
お互いに認めあいながら、社会は形成されている。 -
自己啓発本のさきがけともいうべき作品。
ビジネスの世界では、一人で出来る仕事は一つもない。人を動かすことがどうしても不可欠。無理やりにやらせるのでななく、自発的に動くよう働きかける手法が書かれている。
「重要感をもたせる」というのがとても大切だと思った。
僕も職場で自分が頑張って済む時期は過ぎたと思う。周囲と協力していい仕事をするためにこの本から学んだ事を実践しなければ。 -
内容はとても普遍的。言葉使いや検証例は古めかしく感じるけど、内容は今でも十分応用できるもの。
相手を責めたくなったり、言い訳や自分の雄弁聞かせたくなったらこの本を思い出します。 -
ちょっと読むのに疲れた笑
とりあえず
メリットを提示して相手が喜んで仕事する様に仕向け、
相手に喋らせる、気付きを与える、
相手に「自分が主導的に動いている」と思わせる事
って感じか
当たり前だけど和訳物は例えや実例が外人・外国での事だから100%はイメージ出来ん事が多いよね笑 -
以前に読みかけて挫折した覚えがあるけど、今回は読了。
自分に足らないことがよくわかるし、こうしたらいいんだろうなとは思う。
ただ、読んで分かったからといって、できるか?やりたいか?はまた別。
でも、大事なんだろうなとは思う。 -
この本から新しい情報は得られない。
今では当たり前で、良いとされている事柄を当時の具体例で説明している。
古典なので、時間をかけて何回か読み返してみようと思う。 -
長いこと積読状態だったが、ようやく読了。
自己啓発本としても、リーダーが読むべきビジネス書としても高い評価を受ける不朽の名著。
目次に書いてある事項こそが本書の内容そのものであり、ヒューマンリレーションシップについては本書以外の書籍を読む必要はないようにも思われる。
最初に書かれているのが「人を動かす3原則」。
・盗っ人にも五分の理を認める(批判も非難もしない、苦情も言わない)
・重要感を持たせる(率直で誠実な評価を与える)
・人の立場に身を置く(強い欲求を起こさせる)
その他、「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変える9原則」加えて付録として「幸福な家庭を作る7原則」。
上記の各原則に関して豊富な事例が紹介されている。
これらの事項は人に言われたからといってなかなか実践できるものではないため、本書に書かれている具体的事例を“素直な心で”読み、自分にできることからやってみる…といったように、読み手の内発的動機なくしては名著と言えども意味のないものになってしまうだろう。
個人的には本書の前に読んだ「道は開ける」の方がインパクトがあった。
いずれにせよ、カーネギーの本は何度も何度も繰り返し読む必要があるように思われる。「当たり前」のことを少しずつでも自らに浸透させるためにも。
実践できていないことが多すぎることと、「道は開ける」の評価を4としているため、本書の評価は星3つとした。 -
有名な書ということで一読しました。
数十年前に書かれたものですが、考え方は現代にも通じると思います。(エピソードは時代を感じてしまうものも多く、少し読むのに疲れました) -
言わずもがなの有名本。人を動かす、人に好かれる、人を説得する、人を変える、幸福な家庭を作るという5つの事柄について、それぞれ原則をまとめたもの。総じて、素直であること、人を立場に立つこと、人を信用すること、などが鍵となっているように感じた。豊富な例は読んでいるだけでも楽しい。何度も読み返していく本。
-
①人を動かす3原則は?
・批判も非難もしない。苦情も言わない。理を認める。
・率直で、誠実な評価を与える。重要感を持たせる。
・強い欲求を起こさせる。人の立場に身を置く。
②人に好かれる6原則は?
・誠実な関心を寄せる。
・笑顔で接する。
・名前を覚える。
・聞き手に回る。
・相手の関心を見抜いて話題にする。
・心から褒める。誠意を込めて重要感を与える。
③人を説得する12原則は?
・議論を避ける。
・誤りを指摘しない
・自分の誤りを認める
・穏やかに話す
・イエスと答える問題を選ぶ
・相手に喋らせる
・相手に思いつかせる
・人の身になる
・同情を持つ
・信頼し、美しい心情に呼びかける
・演出を考える
・対抗意識を刺激する
④人を変える9原則は?
・まず褒める
・遠まわしに注意を与える
・自分の誤りを話し、相手に注意する
・命令せず、意見を求める
・顔を潰さない
・僅かなことでも褒める
・期待を掛ける
・激励して、能力に自信を持たせる
・喜んで協力させる
⑤幸福な過程を作る7原則は?
・口やかましく言わない
・長所を認める
・粗探しをしない
・褒める
・ささやかな心づくしを怠らない
・礼儀を守る
・正しい性知識を身に付ける