- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422100524
作品紹介・あらすじ
悩みの正体を明らかにし、悩みを解決する原則を具体的に明示して、こころの闇に光を与える不朽の名著。
感想・レビュー・書評
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本棚を整理していたところ、この本に手が届き、なんとなく内容を忘れかけていたので、再読。
5年以上も前に読んだ本ということもあって、覚えていることは数少なく、まるで新しい本を読んでいるかの如く、頷くことが多かった一冊でした。
「人を動かす」とともに書棚に飾ってありますが、こちらの本は主に、自分の悩みに対しての向き合い方、克服の仕方が書かれており、本そのものは古いですが、今でも通じる考え方のように私は思えました。
「今日1日の区切りで生きる」「悩みを書き出す」といった考え方は、現在でも、心理学で有効とされている手法であり、その他にも、すぐに実践できる具体的な方法が、掲載されております。
やはり、名著というものは、時代の流れとともに色褪せることがなく、むしろ輝きを増していくもののように思えます。
新しい本を読み進めて、知識を増やしたり、発見をすることももちろん素晴らしいことですが、振り返ることで得られる新しい発見も、なかなかいいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
40代に差し掛かり、自分を変えたい。
心が弱くて、会社にいると一日何度も希死念慮がよぎる。だが、子供がいるので自死したくない。そんな時友人に薦められて読んだ本。
一番心に残ったのは、幸福のために闘おう、という考え方。なんか降ってわいたように幸せになれないかなぁと思っていた。けれど、そうじゃなくて、幸福になるというのは、幸福になるという強い意志のもと、悩みを解決したり、笑うと決めて笑ったり、適度の休憩を取って自分をいたわったりすることなんだと気づいた。まさに、道は(自分で)開ける。 -
著者のデール・カーネギー(1888年11月24日 – 1955年11月1日)は、アメリカの作家で教師にして、自己啓発、セールス、企業トレーニング、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者。
で、『道は開ける』は1948年に書かれたようなので、著者が60歳位のときの作品になります。
ところで、カーネギーというと、実業家とのイメージがあります。
実際に実業家のカーネギーがいたのですが、こちらのカーネギーは、アンドリュー・カーネギー (1835年11月25日 - 1919年8月11日)になります。
有名なカーネギーは2人いたということで、私は勘違いしており、『道は開ける』は、実業家のカーネギーが書いたものと思っていました。 -
本書は、『人を動かす』と共に、デール・カーネギーの代表的な著書です。
働く上でも、プライベートでも、悩みは尽きません。
悩みが多いあまりに仕事中に、ため息をついていたりしませんか?
本書では、様々な悩みとの上手な付き合い方を、豊富な事例を交えながら、
学ぶことができます。
本書を読むことにより、悩みの原因、正体がわかり、
対処法や解決への道が見つかること間違いありません。
『人を動かす』とあわせて読むことをお勧めします。
もっと早く本書と出会いたかったと思えるような、
悩み疲れた心と身体の処方箋となる一冊です。 -
どんな人でも、誰しもが抱える「悩み」を解決するための本。「悩みに関する基本事項」「悩みを分析する基礎技術」「批判を気にしない方法」など、悩みの正体を明らかにし、悩みを解決する原則を具体的に掲示。
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前向きにいきるとおもったら、参考にされてはいかがでしょうか。
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落ち着いた気分になりました。
繰り返し読もうと思います。
名著です。 -
悩みを解消する上で私にとって最良の書となった。
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1.「人を動かす」とセットで読みましょうというコメントが多かったから。ここで自分が転職をするので、新天地で活躍したいと考えたから。
2.この本の核は「ポジティブな思考と地道に努力すること」です。人間はどうしてもマイナスなところばかりに目が行き、そのことにエネルギーを消費しがちです。しかし、それは全くの無駄であり、自分の人生を浪費するだけです。そうならないためには、ムダな悩みを早々に断ち切り、自分が成し遂げたい目標に向けてエネルギーを向けることです。そのための手段を豊富な事例を用いながら述べられています。
3.割と神経質な性格をしているので、悩むことはよくあります。会社の上司に説教を食らったり、仕事でミスをするとへこむことがしょっちゅうです。しかし、悩みから生まれた解決策は1つもありませんし、へこんでいる時間に学んだことは1つもありませんでした。自分がやる気になった時にアイデアがわいてきたり、行動に起こすことが大半でした。いわれてみれば当たり前のことなのですが、それに気づかず、過ごしている人がどれだけいるでしょうか。ビジネスでは悩みはつきものですが、それを乗り越えなければ成長はありませんし、つまらないだけです。この本は年に1度は読み返していこうと思います。
デールカーネギーの作品





