カーネギー話し方入門 文庫版

制作 : 市野 安雄 
  • 創元社
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本棚登録 : 236
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422101095

作品紹介・あらすじ

歴史的ベストセラー『人を動かす』『道は開ける』の著者として知られるカーネギーの輝かしいキャリアは、話し方教室の講師をつとめたことからはじまる。長年にわたる経験を土台に、カーネギーは深い人間洞察に根ざした独自のスピーチ術を編み出し、授業や講演の現場で磨いていった。話す前の心構えから、テーマの選び方、準備、始め方、終わり方まで、人の心をつかみ、自信を持って人前で話すためのノウハウを懇切に手ほどきする。

感想・レビュー・書評

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  • 話し方入門 新装版

    著者:D・カーネギー
    訳:市野安雄

    「真に価値ある演説には一つの共通点がある。それは、話し手があがっている、ということだ」
    不滅の雄弁家キケロが二千年前に語ったと章の始めの方にこう書かれていた。

    通常の認識では話し手は慣れていて緊張などせず、大いに雄弁に語っている姿を想像していたが
    そうではないという事に驚き本書に惹かれた。

    本書は、語りかたや心構えなど技術や精神面などどのように練習しどのように語ろうとすれば成功できるかが、膨大な実例をもとに分析し分かりやすく書かれている。


    「よい話し手になろうという一途な執念を持つことからはじめる」
    このことはあなたが考えているよりはるかに重大です、と。

    そして自信を持つ事が重要だと説かれています。
    では自信はどのようにつける事ができるのか?

    それは周到な準備からである。
    では準備とは何か?

    それはあなたの思い、あなたの考え、あなたの信念、あなたの望みを組み立てること。
    スピーチの準備とは、考えること、さらに深く考えること、思い出すこと、最も心をひかれるものを選び出すこと、それらに磨きをかけて一つのパターンにまとめ、あなたの独自のモザイク模様をつくること。

    必要なのは「、多少の集中力と目的意識を持った思考だけ、と説かれている。


    哲学的な内容も散りばめられており、話す事をうまくするにはどうすればよいのか?
    普通は技術面に目が言ってしまうが、本質はそうではなく、何を伝えたいのか、深く深く思考する事が最も重要だと書かれています。

    その通りだと思います。
    上辺だけの話しはどこか見透かされてしまいますし、私達が心を動かされるのは、必死さや熱意が話し手から滲みでている時だと思います。

    その上に話す内容、論理的な説明があって、だと思います。



    私は人前で話すのが非常に苦手で、うまく物事を伝える事が出来ず、よく悩みます。
    損をしているなぁと感じる事もしばしばです。

    相手に誤解を生んで悔しい思いをする事があり、時には人のせいにする事もあります。
    ただそれは私の思いが弱く、また、思考が十分に足りていなかったのだと痛感しました。


    思えば自身の結婚式のときに最後に参加頂いたご来賓の方々や両家両親へ挨拶した時、
    凄く緊張はしましたが、話し終えたあとはすっきりとした気持ちになった事を覚えています。

    話す事を紙に書いて覚えた事を記憶しています。

    書いている時はよく考えて書いていたと思いますし、言葉にそこまでつまる事はなかったように記憶しています。

    それこそ本番では紙をポケットに忍ばせてはいましたが、しまったままで問題ありませんでした。
    涙が少しでて言葉に詰まった事はありましたが頭が真っ白いなって、飛んでしまう事もありませんでした。


    自身でいうのも可笑しなはなしかもしれませんが、伝えたい事を深く思考し思いがあったからこそ
    出来たのだと感じました。


    もう一つ、私が今勤めている会社で販売職から総合職になる試験を受けた時の話です。
    これもプレゼン資料をkeynoteで作成し原稿もパソコンでしっかりと書き、何度も何度も練習した事を覚えています。

    試験では3名の試験官の前でしたが、iPadで資料をプロジェクターにうつし、手元のiPhoneで資料を操作しながらスラスラとプレゼンが出来ていたように思います。

    恐らく資料は稚拙だったと思いますが、これまでの自分の取り組みと実績だけは伝える事が出来ていたのではないかと感じています。

    その結果合格をする事ができました。
    自分の成績を一部当時の上司に見せて頂いたのですが、面接時の評価もかなり高かったと伺って嬉しかったのを覚えています。

    勿論、その試験を受けれるように推薦下さった方々のお力添えと評価を頂いた事が一番大きいのはいうまでもありません。
    その期待に応えたいという気持ちと絶対に合格したいという気持ちが強く働いた結果、面接でも良い成績を残す事が出来たのだと思っています。


    この事から自身の経験と本書を読んで、多くを学ばせて頂きました。
    今でも人前で話すのは非常に苦手で、話しを纏める事は全くできていません。

    そんな時は何が原因なのかは分かるようになっているので、
    これからも少しずつ話すのは下手だが想いは伝えられるようになっていきたいと思っています。

    http://blog.livedoor.jp/book_dokushonikki/

  • オーディオブックで読んだ。

    話し方、スピーキング方法の大原則を書いた本だが、基本的でわかりやすい。
    少しずつ実践していきたいと思う。
    (また機会があればみてみたい)

    <実践しようと思った点メモ>
    ・具体的な例示で納得させる
    ・話し手の具体的な体験談が聞きたい
    ・引き込むために重要なのは話し手の熱意
    ・簡単なYESを最初に引き出しておく
    ・構成はしっかりと考える

  • プレゼンがあるので読み始めたが、それまでに読み終えられず。最後の締めが肝心ってのを実践できず。今ならできるかな

  • スピーチ指南。心の整え方、掴みの方法や締め方など。そもそもそれらを分かりやすく伝える本書の文章自体が、理想的な"話し方"の雛形になってる。(でなければ説得力が無くなるだろう)

  • 1956年に書かれた本だが、人前で話す機会のあるすべての人にとって現在でも十分役立つ内容。言葉について丁寧に解説されている箇所は、原文の単語も多々引用されているため、英語に親しんでいると、さらに面白い。

  • 繰り返し、繰り返し読んでいきたい。

  • 普段の「会話」などの話し方についての本かと思ったら、主に「演説」のほうでした。例えや偉人のエピソードの引用ばかりで(リンカーンが多い)、結局、結論は抽象的であり、役に立った実感はあまりなかったです。

  • 日頃友人と話をしたりする中で、自分の言いたいことを的確に表現する練習をすべき。

    自分に足りないのは正にこれだと思った。
    丁寧に正確に話すように意識しよう。

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