齋藤孝が読む カーネギー『人を動かす』 (22歳からの社会人になる教室①)
- 創元社 (2019年3月6日発売)
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感想 : 33件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784422101231
作品紹介・あらすじ
本書は、デール・カーネギーの世界的ベストセラー『人を動かす』を教育学者の齋藤孝が原著の流れに沿って読み解き、その意味するところをわかりやすく、深い共感をもって解説する。1936年の発売以来、今日までに1,500万部を売り上げた原著には、人を動かす原則、人に好かれる原則、人を説得する原則、人を変える原則など、人が生きていく上で身につけるべき人間関係を円滑にする様々な知識・知恵・技術が、豊富な事例をあげて説明されている。「いかに相手の身になって考え、行動できるか」が、すべての人間関係における原則であると説く彼の言葉は、全く色あせないばかりか、他人との交流に悩む人の多い現代にこそ響く。
また本書では「22歳からの社会人になる教室」とシリーズ名を記しているように、これから実社会に出ていこうとしている若者を読者の中心に置いている。22歳というのは、世間的に見ても、もう大人だなというふうな年齢として扱われる。しかし、社会経験があまりないという点では、ちょっと子どもっぽいと言わざるを得ないところもあるからだ。一人前の大人になるために他人とどのように接したらよいのか、本書には著者自身のオリジナリティーに溢れた実践的ノウハウがふんだんにちりばめられている。読めば原著に込められたカーネギーの奥深く普遍的なメッセージに触れ、さらに齋藤教授による今日的な事例に対処する方法を学べ、今すべきことを客観的に判断する力がつく。若者に関わらず、全ての年代の人に、また職場や地域の人、家族や友人など、生活の様々の場にかかわる全ての人に役立つ必読の書。
感想・レビュー・書評
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齋藤孝がカーネギーの『人を動かす』を解説&現代風に事例を追加している本。原著も読みにくいものではないが、かなり分かりやすくなっていると思う。
様々な金言はあれど、特に人を変えようと思うにはまずは自分が変わるべきというのは普遍的なものだと思う。
その上で、相手を褒める、立てるといったテクニック的な要素が役立ってくる気がする。自分の人としての価値を高めるのが優先かな。
個人的に印象に残ったのは以下。
・年齢が20以上上の人とでも付き合えるレパートリーを持っておく
・映画や本で感動したことを上げてみる
・相手を理解できていない状態がストレスになる
・有能な人は「忙しい」とは言わない
・具体的に褒める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すぐ実践できる内容が多く、読みやすかった。反対意見を持つ人に、私があなただったら、やはりそう思います、と言ったら、交渉がうまく行った。和訳の原書も読もう。
ーーー()内は私の考えた理解の道筋
1.人を動かす原則
・人を責めない(人には色んな立場、着眼点があるので、自分に必ず理があるということはない)
2.人に好かれる原則
・相手の関心を引こうとするより、相手に純粋な関心を寄せる
・上機嫌でいることは社会人のマナー
3.人を説得する原則
・誰かを力付くで変えることは無理なので、議論に勝っても無意味。正しさより人間関係を優先させるくせをつける。でも、ではなく、ということは、を使う。
・相手に敬意を払い、誤りを指摘しない。
・相手にしゃべらせる→ペットボトルを持って話す時間を意識する
・やっつけるより、共感したほうが愉快(愉快であるし、難易度の高いやりがいのある課題だと思う)
4.人を変える原則
・〜してくれてありがとう、と先回りして礼を言おう
・褒めてから注意しようとしても、でも、とつけると効果なし。そして、と、つける。
・期待しない(自分にとって価値があろうが無かろうが、相手は相手で素晴らしい存在) -
相手に興味を持ち、自身の重要度を高めるように動く。
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社会人なりたての人に向けて、カーネギーの「人を動かす」を斎藤孝さんの語り口で解説してくれている。斎藤孝さんの本は個人的に好きで、何度も読みたくなる不思議な力を持っている。なんというか読んでいると穏やかな気分になる。
「人を動かす」を読んでみたかったがこっちの方がとっつきやすいと思ったので購入。聞き手に回る、とにかく褒める、笑顔でいるといった基本的なことからちょっとしたテクニックが斎藤孝さんがわかりやすい例とともに紹介している。
この本を新入社員の頃に読みたかった。 -
本書を読むと、これは出来ているなとか、これは出来ていないなとか、日々の自分の行動に気付かされることが多くあった。
人に好かれる行動の中に、名前を覚えるという項目があったが、これが簡単なようで、年を取るにつれて自信がなくなってきている事でもある。特に、最近入った若い子の名前が覚えられなかったり、あの人以前会ったけど誰だっけ…と思うことが増えてきた。
これは自分でも自覚していることなので本書にもあるよう、特徴をメモしたり名前を記すことから始めなければと思った。
また、ミスの多い後輩に対しては、厳しく怒らなければと思っていたが、本書にはその逆で、ほめることや、命令しないこと、遠まわしに注意を与える、といった行動をとるほうが人間関係が上手くいくとのことで、自分の行動を思い返しながら、考え方を見つめ直すきっかけになった。
著者の本は、分かりやすく事例を交えて紹介してくれているため、スッと入ってきやすく読みやすかった。
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カーネギーが、鉄鋼王とは違う人だと初めて知りました。齋藤先生の解説はわかりやすい!
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読みやすかった。
一言で要約すると、
とにもかくにも他人のことを承認せよ、褒め称えよ、その後に自分の言いたいことを聞いてもらえる=人を動かすことができる。
ということかと。
明らかに相手が間違えていることでも(そうと分かっていつつ)相手の言うことが正しい、と言い張るパーティーでの会話(シェイクスピアだと間違えていたとかなんとか)が衝撃でした。
そこまで相手に合わせて褒めていい気持ちにさせろということなのかと。 -
社会に出られる前に読んでよかった。
例があるので、こう言った場合にはこのように対応したらいいのか!と学ぶことが出来た。
日常生活で活かせそうなことも。
社会人になってからもう一度読もうと思った。 -
これから社会に出る人にはいい本かもしれませんが、原著をものすごく薄めて斎藤さんのフィルターを通して解釈されているので注意が必要です。やはり原著を読んだほうが身になると思います。
それにしても、この本で斎藤さんは「他者中心」で生きなさい、と説いておられますがやはり社会にはいろんな人がいるので、あまり他人に流されずに自分軸をしっかり持ち、自分の頭でものを考える練習をしないと利用されたりメンタルを病むのでは…?と思います。
それほど「他者中心」に生きた結果、どうやってストレスを発散するんですか?家族に八つ当たりですか?読みやすい本ではありますが、あくまでも斎藤孝さんの解釈による「人を動かす」だということは忘れないで読むと良いかもしれません。 -
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表紙が変な位置に文字があってやけに空白があるな、と思ってたら帯があったのか。帯の関係か。
カーネギー「人を動かす」を齋藤孝さんのフィルターを通して解説した本。
カーネギーさんの人を動かすは有名で、内容もなんとなく知ってたからササーっと読んだ。
The自己啓発っていう内容。これを実践すれば人を思い通りに動かせる(語弊ありそうな言い方)だろうけど、テクニックとしてやられてもその人のためには動きたくないな。
論語とかに通ずる、人格者って感じ。
この方法を長年やってて、それがその人にとって違和感のないレベルにまでいけば、その人のために動く人が大勢いるんだろうな。
読んで、特に感慨を受けるとかもなく、ふーん。って感じでした。 -
原作を読んだ後に読みました。著者が書かれていたように、原作のネタはずいぶん前のものなので、現在の世界にも当てはまりそうな解釈が必要かなと思っていたので、補足の位置では良本と感じました。読者対象を20代にしていますが、40代の私が読んでも参考になる内容があり、使える時と場所を探してアウトプットしたいと思います。
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カーネギーの『人を動かす』の各章に沿って、筆者が自分の体験をもとに、人間関係のスキルを紹介してくれる本です。
この本のテーマは、人間関係の向上だと思います。カーネギーの『人を動かす』は、人間関係やコミュニケーションの技術について、具体的で実践的なアドバイスをくれる本ですが、1936年に出版されたもので、現代の事情にはそのまま当てはまらない部分もあります。そこで、筆者が、カーネギーの教えを現代風に解説してくれるのです。この本を活用すれば、自分の人間関係をより良くできるというのが、筆者の狙いだと思います。
私は、人間関係やコミュニケーションに自信がない方です。そんな私にとって、この本は、目から鱗が落ちるような気づきや学びがたくさんありました。例えば相手の名前を覚えて呼ぶことや、相手の話に共感することなど、簡単なことでも、相手に好感を持ってもらう方法がたくさんあることが分かりました。また、自分の話をするときには、相手の興味や関心に合わせて、話題や言葉を選ぶことや、自分の経験やエピソードを交えることなど、相手を動かすコツもたくさんあります。本書を読んで、自分の人間関係やコミュニケーションについて、改善できると感じました。
この本は、カーネギーの『人を動かす』を齋藤孝が現代風に解説した本ですが、それだけではありません。人間関係やコミュニケーションに興味のある人にとって、必読の本だと思います。この本は、私の人生にとって、貴重な本になりました。この本を読んで、本当に良かったです。 -
批判によって人間の能力はしぼみ、励ましによって花開く。
まず相手を褒めておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。
どこかいいところを見つけて、それに敬意を表してやると、大抵の者はこちらの思い通りについてくる。 -
本を読まない人に買ってあげたついでに自分も読んだ。原著を読むに越したことはないが、サクッとエッセンスをおさらいできるのは良い。まとめ方に違和感もなく、わかりやすい。
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社会人になると褒められることってないから、とにかく人を褒めようと思った。
褒めるとは上から目線の行為なのを忘れずに
教育心理学「ピグマリオン効果」
人は期待した通りの人間になる効果がある
注意するときは
イエス、ノー、イエス
どんな人も「メンツ」ってものがある -
面白くて読みやすい本。元の「人を動かす」は分厚くて例が多くて、とっつきにくい印象だった。同じ日本の目線から語られる斎藤先生の言葉は入りやすくカジュアル版「人を動かす」です。
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買ってもいいと思うくらいためになった!
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この「人を動かす」は1936年に出版されたので
現代社会では内容がそぐわない部分があると言
われています。
しかし原題の直訳は「いかにして友人を獲得して
人に影響を及ぼすのか」です。つまり現代で言う
ところの「巻き込み力」「揺動力」であろうか。
他人を巻き込む力、心を揺さぶり行動に移させる
力は、現代のビジネス生活においては、最も重要
なスキルと言えます。
そんな重要スキルを齋藤孝氏のフィルターを通し
て、現代版に置き換え、分かり易く昇華させた
一冊です。
著者プロフィール
齋藤孝の作品
