こども『話し方入門』 伝わる話し方 (カーネギーおじさんに教わるシリーズ③)

  • 創元社 (2020年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784422101286

作品紹介・あらすじ

「カーネギーおじさんに教わる」シリーズ第三巻!デール・カーネギーの世界的ベストセラー『カーネギー「話し方入門」』を、カーネギーおじさんが教えてくれるアドバイスに沿って、教育学者の齋藤孝がわかりやすく解説する。親子で楽しく読んで、学校生活やその後の人生に役立ててください。

◎本書の特徴
・多くのビジネスパーソンに愛読されている不朽の名著を、子ども向けに解説。
・対象年齢は小学校低学年から。
・総ルビなので、子どもひとりでも読めます。
・Q&A方式になっており、興味のあるページから読み進められます。

(はじめに)
 この本のもとになったのは、アメリカで出版された『話し方入門』という本です。今から100年くらい前、デール・カーネギーさんという人が書きました。『話し方入門』には、どうやったら上手に話が伝えられるか、方法がくわしく書かれているんです。その内容をぼくがみんなにわかるように、やさしく書き直したのがこの本です。
これからみんなは学校で勉強して、そのあと社会に出て働いたり、家庭をもったりするかもしれませんが、どんな場面でも大切なのが、人とコミュニケーションをとるということです。コミュニケーションとは、人とわかりあうということ。自分の考えをちゃんと人に伝えられないと、お互いにわかりあうことができないんです。「言わなくてもわかってよ」というのは通じないんだよ。
せっかくいいアイデアを思いついても、人前でちゃんと説明できないと、使ってもらえないよね。1万円札の肖像になっている福澤諭吉先生も、自分の意見をちゃんと言う「スピーチ」の大切さを述べています。外国の人の前でも、相手の人にわかるように、自分の考えが伝えられる。それがこれからみなさんが生きていくために必要な力です。
この本にはどうやったらドキドキしないで、上手にわかりやすく、話ができるか30個の方法が書いてあります。できそうなことをひとつずつ、やってみてください。30個、全部できるようになったら、みんなはもうどんな人の前に出ても、堂々とお話ができるようになっているでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • おとなですが、勉強になりました。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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