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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784422110301
みんなの感想まとめ
ユング心理学の入門書として、心理学の基本的な理解を深めるための一助となる作品です。著者は、定評のある河合隼雄の影響を意識しつつも、独自の視点からユング心理学を探求しています。特に、錬金術や神話の解釈に...
感想・レビュー・書評
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ユング心理学の入門書です。
著者が「最初、この本に河合隼雄の名が何回も出てくるので、一寸気がひけて、少し消してしまおうかと思った。あまり真似しているように見えるので」と述べているように、定評のある河合の『ユング心理学入門』(培風館)のことがかなり意識されているようです。とはいえ、河合の本では弱いとされる錬金術とのかかわりなどについても言及されており、ユング心理学の立場からの神話の解釈にもある程度踏み込んだ紹介があるなど、十分に特色を出せているように思います。河合の『ユング心理学入門』と併せて読むと得られるところが大きいのではないでしょうか。 -
正直、読み直して、自分はこの本から何が学べたかを振り返らねばならぬ程だ。それ程、明確に新しく、実学としての気付きや習得がない。そもそも、心理学と言えばフロイトやユング。何でもかんでもリビドーに結び付けるフロイトと、夢診断のユング。そんな浅はかな知識だったのだが、別に本著がそれ以上の閃きを授けてくれる訳でもない。しかし、思考の契機を与えてくれたかも知れない。
例えば、人間とは何か、真理を突き詰めるのは、哲学の分野だろう。心理学とはそれも踏まえた上で、人間を工学的に解明する所作。つまり、人間の機械的に存在する部分、心理への医術、解明という事になろう。従い、いずれも症例による差は生じたとしても、人間共通部分を見出し処方箋を与えられなければならぬと思うのだ。
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