本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784422111872
感想・レビュー・書評
-
ユーモアが唯一の策だとか、笑えばどんな問題もたちまち消え失せるなどと言ってるのではないし、事実そんなことはない。しかし困難な事態の中になにかユーモアを見つけられるようになると、その結果として、その事態を乗り越えるのに役立つような新しいものの見方が手に入る。
苦しいと感じるときは、出来事そのものが苦しいというより、それを苦しいことだと思うから苦しくなるというところが大いにある。つまり苦痛をよぶのは事実そのものではなく、その事実との付き合い方というわけだ。
ユーモアとは横から、斜めから、逆さまから、あるいは裏側からものごとをながめること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニコメント
笑いにまさる良薬なし!こころと体を癒す笑い、ユーモア、遊びの方法を豊富な実例を交えながら楽しく紹介。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/349840 -
良い本に出逢いました。
日常にふと現れる不幸や挫折。
そして、それらを解消しよう・忘れようとあがき、周りが見えなくなってしまう辛い日々。
そこから抜け出すための最良の方法としての笑いやユーモア。
心を軽くしてくれます。 -
笑いに勝る良薬なし! アメリカの自称“愉快学者(ジョリトロジスト)”が、人生の行き詰まりや心の悩み、病気の苦痛などをユーモアで乗り越える方法を説く。物事を前向きに捉え、「面白く」生きるためのヒントを数多く得られる書。
I もっと笑いを
1章 笑うとどんな得をするか
2章 もっと笑うために知っておくといいこと
II 泣きたいときには
III 究極の笑い
3章 闇にさす光
4章 笑いながら死ぬために
5章 ハッピーエンド -
笑いは健康によいという主張と、お笑い・ユーモアの例を集めた内容。面白いし笑うこともできるし笑うことが大切なんだというのはわかるが、笑いってなんだ、という質問には答えていない。
-
笑いとユーモアを暮らしに取り入れることの大切さとそのコツ。笑いは免疫力を高める。ジョーク術 姿勢 子どもの目線から学べるポイント 切り返し方のアイデア ナンセンス。それぞれの章に「笑いのエクササイズ」がついてるのがウケた。
そして。友人を喪うまでのあの期間 どう接したらよかったか ずっと考えたんだけど 少しラクになった。 -
146.8-クラ 000085985
-
ユーモアあh私たちのエネルギーをストレスの多い出来事から他へとそらす。緊張の高まりを解消し、恐怖、敵意、怒り、いらだちといった感情を発散させる。恐怖と怒りの2つは心臓発作にもっともつながりやすい感情。
人生をもっと軽やかに生きるにはまわりの状況と戦うのをやめなければならない。成り行きに任せる。あるがままを受け入れる。
ユーモアはひと時の苦境を離れ、元気をかき集めてチャンスに目を開くのを応援してくれる。
無理をしないのが秘訣。リラックスすること。力まず無理せずゆっくりやればよい。
自然の流れに身を任せる。 -
■書名
書名:笑いの治癒力
著者:アレン クライン
■概要
「笑いは最良の薬」というように、笑いやユーモアには心身を癒す
驚くべき力がある。本書では、笑いの心的効果、生理的効果を解き
明かしつつ、人生に行き詰まった時、心の悩みや病気の苦痛に耐え
がたい時を乗り越えるための方法を、豊富な実例を交えながら楽し
く紹介。ユーモアと笑いを活用した心理療法ガイドブックとして好
個の一冊。
(From amazon)
■気になった点
・腹の立つ事があった時、自分の感情を誇張して紙に書く。
すると、痛手が笑いに変わり、心が軽くなる。
・イライラした時のため、気分が軽くなるような小道具を手元に
用意しておく。
・自分の悩みを大声で言った後、大笑いする。
こうして悩みを遊びの種にすることが、悩みを追い払う第一歩
になる。
・言葉をわざと文字通りの意味に受け取る。
たとえば「1分だけお時間を下さい」といえば、きっかり1分後に
話をさえぎり、話をやめる。
・一番重要な事は、私たちは楽しむためにここに生きているという
こと。
・辛い時にはユーモアが様々な形で役立つが、その一つはたちまち
気がまぎれるという即効的効果だ。
・人間とは、その人が考えていることに他ならないというのであれ
ば、人の心を暗くする物事に対しての別の捉え方をしたり、呼び方
を変えたりすることは大切な事ではないだろうか。
・言葉を文字通り受け取るユーモアは、大抵相手を怒らせない安全
なユーモアだ。 -
笑いやユーモアや遊びの底知れない力。心と体のビタミンH、一日一錠を忘れずに。
科学的というより、実話的なたくさんの例証。
核心に対しては無駄だけど、人間にとっては余裕になる。