- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422111971
感想・レビュー・書評
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池見酉次郎は意外と著書が少ない。
交流分析に関するものはさらに少なく実際は数冊しかない様子。本書はそのうちの1冊で現在でも入手可能。
本書はTAと「交流分析」の違いについての解説が冒頭にあり、自分のような翻訳物からTAに入ってきた人にもわかりやすい。
とくにPACについての解説は、
・強弱の違いはあるがPACの全てが反応する
・Aの歪みと限界について
(イデオロギーに熱狂するAなど)
・Pとアンビバレンスの関係について
などなど他では読めない内容。
あと素敵なのは防衛機制の主なものをPACで図解して解説してあるところ。そしてS-R理論とPAC、ゲーム分析もPACでわかりやすく図解してあったする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
交流分析の先生やメンバーから勧められた本
そんな厚い本じゃなかったけど読み終わるまでに時間がかかった・・・
これは交流分析2級を勉強してから読まないとキツイかもねぇ~
なかなか理解が進まないかも・・・
交流分析では「P・A・C」ってのがあって(詳細は割愛させて頂きます)
「A」が結構大事って言われてるんだけど(もちろんPもCも大事だけどね)
これは欧米発祥の考え方で、日本では更にこの「P・A・C」を見てる「S」があると・・・
本の最後にこの「S」について説明されてあって、何だか私はここに非常に惹かれた
「P・A・C」だけだと無理がある気がしてた
なんかこれだけじゃ説明できない部分もあるんじゃん?って感じてた部分があって
「S」が何だかそこにしっくりときた
まだまだ1回読んだだけじゃ理解しきれない本なので
これから交流分析の勉強を進める時に何回か読み返したいと思います