発達の非定型化と心理療法 (こころの未来選書)

  • 創元社 (2016年10月21日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784422112299

作品紹介・あらすじ

ここ数年、「発達障害」の診断を受けて来談しながら、そのようには見立てられない事例が心理療法の現場で増えてきている。これは単に過剰な診断によるものなのか、それとも問題そのものが変化しつつあるのか? 本書では、「発達の非定型化」という視点から、こうした発達障害とは見立てられないものの発達に何らかの脆弱性を抱えた事例の数々を検討しながら時代的・社会的要因を探り、心理療法的アプローチの有効性を提唱する。

感想・レビュー・書評

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  • 医学部分館2階心理学:146.8/KAW:https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410163427

  • 現代の心のあり方はもうフロイトの時代とは違うのかもな。

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著者プロフィール

1957年生まれ。臨床心理学者、ユング派分析家。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。Ph.D.(チューリッヒ大学、1987年)、ユング派分析家資格取得(1990年)。甲南大学助教授、京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻助教授(心理臨床学講座)、京都大学こころの未来研究センター教授・センター長を経て、現在、京都大学人と社会の未来研究院教授。IAAP(国際分析心理学会)会長、京都大学人と社会の未来研究院副院長などを歴任。著書に『概念の心理療法』(日本評論社)、『ユング派心理療法』『心理療法家がみた日本のこころ』(ミネルヴァ書房)、『村上春樹の「物語」』(新潮社)、『心理臨床の理論』(岩波書店)、『発達障害への心理療法的アプローチ』『ジオサイコロジー』(いずれも共著、創元社)などがある。

「2023年 『夢とこころの古層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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