忘れる技術: 思い出したくない過去を乗り越える11の方法

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  • 創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422113814

感想・レビュー・書評

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  • 2006年初版発行。
    「忘れる技術」とありますが、忘れる技術を指南するというよりは、記憶の仕組みを詳しく説明している本だと思いました。
    PTSDによるフラッシュバックに苦しむ人、うつ病により過去に囚われてしまう人、罪悪感に苛まされる人、ギャンブルや薬物の中毒となってしまう人など…そういったケースがなぜ起こってしまうのかが、記憶の仕組みから説明されており、分かりやすかったです。

  • 「忘れてしまいコト」と折り合いをつける参考として読む予定(その2)

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    思い出すと眠れなくなるつらい過去、頭にこびりついた恨みやこだわり。ときには日常を支配してしまいそうになる、こうした「忘れられないこと」をうまく忘れるためのノウハウを紹介する本。精神科医である著者が体験してきた「忘れられない」さまざまなケースを紹介し、なぜ忘れられないかを、頭と心の両面から平易に解説し、さらに負の感情やこだわりを忘れる11の具体的な方法をまとめた。どれもすぐ実践できる技術ばかり。心に消しゴムをかけ、明日に向かって生きたい人に。
    https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=3117

  • まあほんとに心の均衡を崩すほどの強い悲しみとか苦痛とかを忘れるためには、といった趣旨で、僕みたいに「日常のちょっと嫌なことをすぱっと忘れ去りたい」という思いの人にとってはちょいと重過ぎる感。

  • 専門的ですが、より具体的に悩む方へ向けた内容かと思う。本来ならば被る必要のなかった傷つきを抱えている人々におくる、小さいながら役に立つ生き残るコツ。

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著者プロフィール

東京大学医学部卒業。
現職:本郷の森診療所院長。京都大学名誉教授。日本精神分析協会訓練分析家。
著書に『解離性障害と他者性』(岩崎学術出版社) など。

「2023年 『寄り添うことのむずかしさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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