人間尊重の心理学―わが人生と思想を語る

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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422113890

作品紹介・あらすじ

ロジャーズが1970年代の自らの歩みを綴った論文集。人間中心アプローチから対人関係論、教育システム、未来の人間像まで、多彩なテーマにわたる考察を平易な語り口で説く。

感想・レビュー・書評

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  • ・私が本当に言いたい事、書きたい事に耳を傾けるにはどうしたらいいか?難しいことです。そこで時々、私の中に生じている事に触れていく工夫をせねばなりません。自分は出版するために書いているのではないのだと自分に言い聞かせます。

    ・今になってわかるのですが、ある日は新しい洞察で沸き立つ状態だったかと思うと、次の日にはすべてが失われ絶望の淵に立っているという風でした。この状態からゆっくり回復し、ほとんどの人が一番はじめに学ぶことを、私は一番最後に学んだのです。即ち、クライエントや同僚を信頼できるだけでなく、自分自身を信頼できるということです。

    ・私はまじめな問いかけをしたいのです。ひとつだけの真実を持つという贅沢を、今日の私たちは出来るのだろうかという問いかけです。私たちは、ある決定を全員が承認するような真理はひとつという世界で通用する信念を保持することができるでしょうか?私はそれは満たすことの出来ない贅沢であり、固執してはならない神話だと確信しています。

  • 私にとってカウンセリングスキルを学ぶ上で最初に出会った人及び本である。かれの人柄や考えなどが時代をおって語られていて、大変面白く、参考となる。

  • ロジャーズを読むととても自分が鼓舞される。つねに人々とともに、いようとしたロジャーズ。(本書の原題はA way of being)
    やり方は正反対だけれど、その心情(信条)はチェ・ゲバラと同じである。「人々のために・・・」
    物静かで優しげなイメージのロジャーズは、だから静かな革命家なのだろうと思う。
    人々とともにあり続けたロジャーズの眼は正確に現実と未来の困難を見とおしていた。その危惧がますます増大された彼なき後の世を見続けてきた身としては、なんとか彼の楽観を育ててゆきたいと思うのだ。この一冊の中にだってヒントはふんだんに残されているのだから。

  • カール・ロジャーズによる晩年の思想。
    また機会をあらためて読むと違った印象になると思う。いつか読み直したい。

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