愛すること、生きること:全訳『愛と心理療法』

制作 : 氏原 寛  矢野 隆子 
  • 創元社 (2010年8月28日発売)
4.24
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422114477

作品紹介

精神的成長という"往く人の少ない道"をいかに歩むか…「ニューヨークタイムズ」ベストセラーリストに13年連続ランクインした古典的名著、待望の完訳版。

愛すること、生きること:全訳『愛と心理療法』の感想・レビュー・書評

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  • コンセプトは好きだが、個人的にはあまり好きじゃなかった。彼自身が本当の愛を持っている人に見えないためだろう。普遍的な愛の定義なんてなくて、似たような理想を持っているパートナーと二人だけの愛の定義を話し合いで作っていったらいいんだと思う。全てを精神科医に委ねるのはあまりに危険だと思う。

  • ■書名

    書名:愛すること、生きること 全訳『愛と心理療法』
    著者:M・スコット・ペック

    ■概要

    精神的成長という“往く人の少ない道”をいかに歩むか…「ニュー
    ヨークタイムズ」ベストセラーリストに13年連続ランクインした古
    典的名著、待望の完訳版。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・人は自分を勝ちのあるものと思えば、自分を大切にする。

    ・問題を解決するには、まずは、自分の責任をとらなければならない。

  • 精神的成長という’’往く人の少ない道’’をいかに歩むか…。往く人が少ないということはそれほど精神的成長は難しいものなのでしょう。

  • 心理療法の本として評価の高い『愛と心理療法』の全訳版。

    ・問題と苦しみを回避する傾向こそ、精神疾患の原因である。
    ・楽しみを後回しにして、苦しみを先に経験することが必要。
    ・楽しみを後に回す資質、自律能力は、だいたい幼少期に身につける。
    ・親が自律と自制心のモデルとなるより、親が子ども達に愛を示すことの方が、自律心の育成に重要。

    ・我々が愛するものは、我々にとって価値のあるもの。よいしつけには時間がかかる。
    ・「私は価値ある人間だ」という感覚は、精神的自律に必要不可欠なもの。親の愛の産物。自分の価値を信じるようになれば、大人になってどのような浮き沈みがあっても、信念が崩れることはない。
    ・自分を価値ある存在だと思えば、人はあらゆる方法で自分を大切にする。自分の価値を信じるなら、自分の時間を大切にする。嫌な仕事を延々後回しにして、いやいや働くということをしなくなる。自分の価値がわかれば、時間を秩序だて、大切にし、時間を最大限利用しようと思うようになる。
    ・愛とは、自分自身あるいは他者の精神的成長を培うために自己を広げようとする意志である。
    ・恋は、意識的に自分の精神的成長を培う行為とは無縁である。恋に落ちている時、人は現状に満足する。精神的成長と無縁。恋人は完全で完成された人と思う。
    ・ロマンティックな恋の最中には、自我境界線の崩壊が起きる。愛は、互いを別々の存在であることを認め、互いの成長を願う。
    ・依存症は、精神的成長と無関係。依存的傾向のある人は、満ち足りて幸せになることを願っているが、成長は願わない。成長に伴う不幸や孤独、苦悩に耐えようとしないし、依存相手の精神的成長にも関心がない。依存相手が自分を満足させてくれることだけ気にしている。
    ・愛は行為または働きである。感情ではない。純粋は愛は、責任感と知恵の働きがあり、努力と勇気を伴う。
    ・他人の分離性を認めない自己愛的な人は、子ども、配偶者、友人を自分と別個の存在と認めることができない。愛は、独立した個人の成長を願う。怠惰を嫌い、自省を求める。

    <所感>
    愛の本と思って読み始めると、冒頭、仕事を後回しにしないで自律的に行動することの大切さが書かれているので、予想外の展開に驚く。愛に対する考えが違う。自分の時間を大切にすること、価値をおくこと、個々人の自律的成長発展を願うことが、著者の考える愛。

  • 誰もが苦悩する人生について、そしてその人生の大部分を占める愛について明快に答える名著
    【熊本大学】ペンネーム:なし

  • 相手の精神的成長を願い、関わる。

    愛と人生と心理の哲学書です。

    家庭は、結婚は個人のベースキャンプととらえる言葉に
    他の本でであって、この本にたどり着きました。

    ここまでの深さの本とも知らず、戸を叩きました。

    バイブルです。
    再読してからまた、レビューが書きたいです。

  • 少々厚い本ですが、必ず最後まで読むべし!
    驚く事に、これはまぎれもなく神の愛と恩寵の本質を突いた本でした。
    (信仰書ではないにもかかわらず・・・)
    私達が知っているか否かに関わらず、神は等しく私達の人生に親しく関わり、そして私達に限りない恩寵を差し出して下さっている。
    しかし何故、私達はそれを拒むのか。。。
    ...往く人の少ない道を歩む事の気づきと、ただ神への信頼と確信によってその道を歩んだイエス様や聖書の人々の旅路を思うと、最後は涙が止まりませんでした。

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