対人関係療法でなおす 社交不安障害:自分の中の「社会恐怖」とどう向き合うか
- 創元社 (2010年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422114620
感想・レビュー・書評
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自分の人生を変えてくれた大切な本です。
この本をテキストにした対人関係療法で、社交不安障害を治すことができました。
実際に社交不安にかかっている人だけでなく、人づきあいが苦手だなっておもっている方も、読むことで楽になるところがあると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に読みやすくて学びの多い作品だった!!
特にセンサーの説明とかが症状を簡易的に説明しているように感じて良かった。
本で知識が得られるって素晴らしいと再確認。
今後も学びを深めていきたいですね‥‥ -
コントロール感覚が大事
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対人認識のズレを修正する考え方と症例を紹介しているだけで、具体的には信頼出来る医師による対人関係療法プログラムを受けるで完結しているので、この書籍では具体的な治療については学べなかったです。
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社交不安障害の全容と対人関係療法を行うメリットについて理解することができました。認知行動療法のような宣言的な修正に注力することより、リアルな関係性を重視して実体験から思考を修正するというところに治療の効果の違いを感じました。
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社交性不安障害と対人関係療法を中心にかかれていますが、不安症全般のこともよくわかります。
不安の取り扱い方、不安障害を病気と認識する大事さなど、わかりやすく書かれています。
不安障害のことを、センサーが壊れた火災探知機をたとえにした説明が面白くわかりやすかった。
危険なことや未知のものに不安になるのは当たり前。
ただならなくてもいい程度の時にも危険信号だとセンサーが過剰反応するのが不安障害の人で、センサーの調整が必要だということ。
対人関係療法についても、詳しく書かれているので、どこに焦点をおいていくかなど、とても参考になった。 -
社会不安障害(社交不安障害)を分かりやすく説明しつつ、筆者が力を入れている対人関係療法でどう対応しているか書かれている。もう一つの治療として書かれている認知行動療法は一部効果がない場合もあるとあるが、何故なのか、はっきり書いていないので、そこはわかなかった。治療の結果でないものが、治療の効果として結構混ざってしまっているのかなと感じた。
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社交不安障害に対する対人関係療法のエッセンスが理解できた。病気として受け入れ、コミュニケーションをとるやり方を教えることが治療につながる。相手と自分の教会をはっきり区別できるように指導すること。